[留学×就活インタビュー]帰国後の就活のタイミングはいつ?!
2012.8. 2 7857Views
暑いですね。。。。。
スーツで就活、大変だと思います。
みなさん、お疲れ様です。熱中症にはくれぐれもご注意を。
本日は、留学を経験した3名の帰国後の
就活のタイミングについて、会話形式でお送りします。
■■■
大学3年次に留学を経験した、3名の方にインタビューを実施しました。
1名は、交換留学で3年時に海外へ、その後帰国して4年生から就職活動をスタート。
2名は、1年休学をし、4年生になってから就職活動をスタート。
留学経験を活かし、見事内定を獲得!その経験を話してくれました。(2011年9月12日)
プロフィール
Kさん(都内私大・女子)
交換留学・9ヶ月・アメリカ_アリゾナ州 内定先:旅行業界
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Uさん(地方公立・女子)
私費留学・1年・アメリカ_オレゴン州 内定先:放送・通信業界
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Nくん(都内私大・男子)
国費留学・1年・アメリカ_アイダホ州 内定先:金融業界
帰国後の就活について
Kさん:
帰国した時に、自分の行きたい企業の選考はほとんど終わっているのを知っていたので、
翌年に就活に取り組もうとすぐに決める事ができました。
一年くらいたいした事じゃないと思いましたね。
5月に私は帰国しましたが、内定出しはほぼ終わっていたと感じました。
文化の違いに戸惑っていたので、1年くらいの空きがあってちょうど良いと自分は思いました。
周りには絶対に4年で就職先を決めなきゃという友人もいましたが、
就職のための就活ではなく、就活のための就活に
なってしまっているように見える人もいました。
また、1度就職して、働きながらの転職活動を考えたことも自分はありました。
Uさん:
帰国後、留学体験を整理する時間あって良かったなと感じています。
Nくん:
帰国後にあまり就職活動もせず、もしくは出来ず、限られた選択肢の中から
なんとなく就職先を決めてしまうとどうしても納得ができないと思いました。
5月に帰国して、すぐに就活をスタートさせるとなると
自分が留学で何を得たかをまとめるのも難しいです。
個人的には、1度就職した後に平行して転職活動を行うのも難しいと思います。
日本では4年間の大学生活を経て就職する人と、
留学をしたり、希望の就職先が見つからなかったりし
プラス1年間の大学生活を過ごした後に就職するパターンがありますが、
前者も別に後悔している人はいないと感じます。
就活をやって社会人と出会って、本当に自分の志望する企業を
見つけられるのがよいと思いました。
限られた条件の中で就活し、受かった会社は、納得感がない。
就活もやりきった感もない。そのまま就職して、
もやもやした気持ちを抱えながら職に就く友人もいました。
Uさん:
留学してから、物事の捉え方が大きくなった。1年が小さいことに感じます。
発展途上国に留学してた友人は、ボランティアがしたいとかNPOに入りたいといい
日本の一般的な就活とは違うような道を選んでる人も周りに少なくありません。
Kさん:
帰国してすぐに就活ではなくて、
自分を立て直すのに1年という期間をもってよかったと思います。
周りには就活で磨かれて自分よりも成長しているんじゃないかと思う人もいて、
あせることもありましたが、自分には自分のペースがあると思いました。
留学先で出会った学生には、28歳で自分と同学年に在籍している人もいました。
年は関係ないんだ、と強く感じました。
Nくん:
留学に特に目的も無くなんとなくしてる人は、
就活でも同じような状態になっていると思います。
やりたいことがあったら1年伸ばしても留学をするはず。そのやりたいことをやるはず。
経済的に5年間分の学費を支払うのが難しいと、 がんばって4年間で就職している友人もいました。
何が正しいかは人それぞれ異なると思います。
自分の場合は、5年間通えてよかったです。
親にも、今まで以上に感謝するようになりました。
また、どうやったら一番コストを抑えて自分のやりたいことを
実現できるかを考えるとてもよい機会になりました。
Uさん:
帰ってきた直後には自分の経験はぐちゃぐちゃです。
楽しかったこと、辛かったこと、全部一緒になっていて、そこから
何を学んだかというところだけ話せる状況ではありませんでした。
一旦、頭の中を整理する時間は、就活の前に必要だと思います。
そして、私もUさんと同様に様々な年齢の
学生に留学先で出会い、勉強に対して年齢は関係ないと思いました。
さいごに
大学にプラス1年間通ったことで、自分を物凄く建て直せたというのが3名の意見でした。
ギャップの調整期間は必要なようですね。
何が何でも、4年で就職をする必要はない。
自己評価ができていない、帰ってきて経験も整理できていない
自分に評価をくだせていない状態で就活をするのはあまり得策ではないようです。
最終的な就活時期としては、やはり企業の採用活動が活発になる時期を
選んだ形になりますが、志望する企業が採用を行っていないのであれば、
動きたくても、動けないというのが実情です。
目先の目的である「就職」を重視するのではなく
「就職」して、そこで何をやりたいのか、今後何ができるのか、
そのために今、必要なことは?と自らの優先順位をはっきりさせてから行動しています。
留学によって異国でも暮らしていけた自分に自信を持つことができたことも、
自らの決断に繋がっているのではないでしょうか。
留学は勉強ということに対して、新たな可能性が広がる。勉強に対する意識が高まる。
勉強するのに年齢は関係ないという言葉がとても印象的でした。
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