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　今日は、伝わりやすさを考慮し会話形式でお送りします。
　お話を聞く中で、ぽんぽんと意見が周りから出てきて
　みなさん、留学生活で得たことをいきいきと話されていました。



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   大学3年次に留学を経験した、3名の方にインタビューを実施しました。
　1名は、交換留学で3年時に海外へ、その後帰国して4年生から就職活動をスタート。
　2名は、1年休学をし、4年生になってから就職活動をスタート。
　留学経験を活かし、見事内定を獲得！その経験を話してくれました。（2011年9月12日）

プロフィール

　Kさん（都内私大・女子）
　交換留学・9ヶ月・アメリカ_アリゾナ州　内定先：旅行業界
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　Uさん（地方公立・女子）
　私費留学・1年・アメリカ_オレゴン州　内定先：放送・通信業界
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　Nくん（都内私大・男子）
　国費留学・1年・アメリカ_アイダホ州　内定先：金融業界


　Kさん：
　アメリカ人がなんとなく苦手と意識していましたが、それがなくなりました。

　人付き合いは元々、浅く広く一部深くというタイプだったのですが、
　小さい村のようなところに留学したので
　否が応でも一人一人と向き合わなければいけなくなり
　時にはそれが辛くて、人を避けたこともありましたが、
　最終的には人に向き合うようになりました。

　今では人の目を以前より気にすることがなくなり、
　物怖じもしなくなりました。まずはやってみればいい！言ってみればいい！
　と度胸がつきましたね。

　人前でも話すことが苦手ではなくなり、面接でも話すことが楽しくて
　留学する前ってこういう風にはできなかったなーと自分に対してびっくりしました。

　Nくん：
　度胸つきますよね。あと、自信もつきました。

　Uさん：
　私の場合は意思決定がはっきりしました。

　Kさん：
　企業の説明会で、どなたか質問ありますか？と聞かれた際にも、
　「はい！」と周りが手を挙げている、挙げていないに関係なく、手を挙げることができました。

　人と違ってもいいんだ、と感じられるようになりましたね。

　Uさん：
　私は1番に手を挙げられるように、事前に質問を考えていきましたね。

　それから、場の空気を読み過ぎない、ということも大切なのかもしれないと感じます。
　空気を読むのはもちろん前提ですが、それに流されないというか。。。

　Nくん：
　1回敷かれたレールを、ある種自ら外れると
　楽天的になり、周りと比べてもしょうがない。

　もう、元には戻れないんだし、外れたら外れたなりに生きていけばいい！と思います。

　Kさん：
　あとは、全く会ったことのない、友達の友達にも気軽に会えるようになりました。
　海外では、友達付き合いが盛んで、大人数で集まり、知らない人同士もそこで
　仲良くなることが多いので、友達の友達は私の友達になるかも！とオープンになりました。

　Uさん：
　人と話していて、言葉をにごさなくなりました。
　はっきり言わないと相手に通じないし、相手からも色々と突っ込まれる。
　顔の表情では気持ちを受け取ってはくれないから、言葉で気持ちを伝えないと、と。

さいごに

　みなさん、「人との関わり方」に変化を感じたようですね。

　全員がそうだという訳ではありませんが、パーセンテージ的に言えば
　やはり日本人より、外国人のほうが社交的な方が多く、物事をはっきりと言い、
　周りがどうこうでなく、自分がどうであるか、ということに重きを置く人が
　多いのかもしれません。

　そして、その人達と自分なりに一生懸命に向き合い、逃げずに
　関わった結果、みなさん大きく変わられたようです。

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