就活解禁から1週間!就活生からよく聞かれた質問とは?
2012.12. 7 2551Views
皆さん、こんにちは。常見陽平です。
就活解禁1週間 みんなの悩みは、何?
12月1日の就活解禁からちょうど1週間です。
もちろん、その前からとっくに始めている学生もいますし、まだ始めていない学生もいるわけですが。
この1週間、私もたくさんの合同説明会で講演しました。
●12月3日 早稲田大学
●12月5日 東京農工大学(農学部)
●12月6日 一橋大学
スタート時期が遅くなったこともあり、自己分析、業界・企業研究などはまだまだこれからという感じですが、でも、セミナーにやってきた学生たちはピュアで、でも成長したい衝動を感じて、「学生らしい学生だな」と思ったりしました。
まだまだこれからです。
この間、たくさんのご質問を頂きました。
いくつかを、参考になる過去記事とともにご紹介しますね。
学生たちが悩んでいること、知りたいことはこれだ
Q.OB・OG訪問は、どの年齢層にするべきか?
A.どの層に対しても意味があります。
年齢層が上になるほど、業界や企業全体の話を聞ける可能性が高いですし、若いほど、選考に直結した話を聞くことができるでしょう。
どの年齢層に対しても意味はあると言えます。
<参考記事>
●就活の鍵はやっぱりOB・OG訪問?目からウロコの先輩探しとは?
●「アラサー女子に会え!」納得して内定するためのOB・OG訪問のススメ
Q.エントリーシートをたくさん書くのは大変そう。自己PR、学生時代に力を入れたことなどをまとめておいて、コピペするのはダメなのか?
A.結論から言うと、全てにコピペというのはバレます。合コンでも、集まった人の趣味や志向によって、話し方、伝え方は変わりますよね?
とはいえ、たくさんの企業を受けるのは大変です。
おっしゃるとおり、よく聞かれることはいったん、まとめておいて、それを会社ごとにどの部分を強調するかを考えてアレンジするとよいでしょう。
<参考記事>
●コピー&ペーストは危険!?自己PRの書き方3つのポイント
Q.有名大学ではない学生が、上位校の学生に負けないにはどうすればいいでしょうか。
A.まあ、勝ち負けではないですが、「意外に優秀」「この大学にもこんな優秀な人がいたんだ」と思われたら、むしろ評価は実態以上に上がることも。
逆に上位校の学生は、期待が大きい分、期待はずれ評価もされやすいことを覚えておいてください。
<参考記事>
●上位校は本当に就活に有利なのだろうか?
●学歴の壁を乗り越えるための5つのポイント
Q.OB・OG訪問は何人するべきでしょうか?
A.これを目的化するのも違うと思います。
まったくしていない学生が6割ですから1人でも意味がありますが。
入りたいと思った業界・企業は自然に人数が増えていくもんですよ。
<参考記事>
●就活の鍵はやっぱりOB・OG訪問?目からウロコの先輩探しとは?
Q.ブラック企業の見分け方はどうすればいいですか?
A.このエントリーにまとまっています。
まあ、やたらと「夢・感動」を連呼する割に業務内容が見えない会社などは注意ですね。
そう、働くイメージがわくかどうかはブラック企業対策に限らず意識するといいですね。
他にもいっぱいありますが、この辺で。
質問も募集しておりますので、どしどしお寄せください。
応援しております!
執筆者プロフィール
常見陽平@yoheitsunemi
評論家北海道札幌市出身。一橋大学商学部卒業。一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了。
リクルート、玩具メーカー、クオリティ・オブ・ライフ(現在:フェロー)を経てフリーに。
雇用・労働、キャリア、若者論などをテーマに執筆、講演に没頭中。
2015年4月 千葉商科大学に新設された国際教養学部の専任講師に就任。
著書多数。