就活中の一工夫 「孤独のグルメ」を楽しもう

2012.3.16  2546Views

皆さん、こんにちは。常見陽平です。


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一人での食事をいかに楽しむか?




突然ですが、私、ドラマ『孤独のグルメ』の大ファンです。
アラフォー独身男性が仕事中に食事をするという作品なのですが、面白いですよ、これ。
決して贅沢な名店ではなく、どこにでもありそうな店を楽しんでいるのがポイントです。
また、主人公のセリフがユニークです。
本編が終わった後の原作者久住昌之さんによるお店紹介も面白いですよ。
久住さん、本当に美味しそうに食べるのです。


そう、高い店、美味いと評判の店は美味くて当たり前なのです。
普通にふらりと寄った店で美味しく食べること、これがポイントですね。




就活中の美味しくて安い孤独のグルメ術




就活中は、まさに孤独のグルメの連続です。
都心で食事をしなければいけないこともよくあることでしょう。
そしてこの、食事代、喫茶店代がバカにならないのです。
都心だとそれなりの値段がするのですよね。


よく、就活は地方の学生の出費が大変だという話になりますが、都心の学生でも食事代、喫茶店代がなかなか大変です。
説明会や選考の合間に喫茶店などに寄ると、ジャブのように効いてきますからね。


そんな痛い出費をいかに減らすか、楽しくするかについてポイントをお伝えしましょう。




1.古い店、見た目が汚い店を探せ


あるんですよ、大手町や丸の内、日比谷あたりによく。
古い店、見た目が汚いのですが、コーヒーが1杯400円でおかわりし放題、ランチが700円以内というお店がよくあります。
探しときましょう。




2.他校の学食を使う




厳格に他校生の立ち入りNGの大学もありますが(女子大がそうですね)。
都心の大学の学食を利用すると安いです。
私は学生時代、よく上智大学の学食に寄っていました。




3.ランチ弁当を活用する


オフィス街は、弁当を売るクルマがやってきているのですよね。
500円くらいで買えるものも。
安くて美味しいですよ。


4.ランチタイムの終わりごろにドリンク付きセットを頼む


これも裏技です。
安く食べて、その後にカフェに行くくらいなら最初からドリンク付きセットにした方が、食事もできて、そのままお店に残れます(もちろん、長居は迷惑なのでご注意を)。
ランチタイムはすぐ入れ替えになってしまい、相席も多いわけですが、終わる頃に行くとそのまま居座れます。
使える技ですね。




5.無料の滞在スポットを調べておく


オフィスビルやホテルには無料の休憩コーナーがあることも。
よく行くエリアで調べておくと便利ですね。




6.番外編:「女を捨てる」


まったくの番外編です。
女子学生の場合、一人で牛丼やラーメンが平気になると、劇的にコストは安くなります。
早稲田大学政経学部の女子学生はこれで節約に成功しました。
もちろん、抵抗があるかと思いますが。






安く、美味しく食べる工夫をしましょうね。


執筆者プロフィール

常見陽平

常見陽平

評論家
北海道札幌市出身。一橋大学商学部卒業。一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了。
リクルート、玩具メーカー、クオリティ・オブ・ライフ(現在:フェロー)を経てフリーに。
雇用・労働、キャリア、若者論などをテーマに執筆、講演に没頭中。
2015年4月 千葉商科大学に新設された国際教養学部の専任講師に就任。
著書多数。