就活イベントに参加するときに、改めて気をつけたい3つのポイント

2010.11.18  2899Views

皆さん、こんにちは。常見です。

就活が開始すると、合説にオープンセミナーなど、就活系イベントが盛んになってきますね。

私も日々、大学や合説で講演しています。就活イベントも増えています。
ところで、この就活イベントに参加する際に、非常に基本的な取り組みが出来ておらずに、損をしている人、印象を悪くしている人がいます。
本当に、本当に、ベーシックなことなのですが。

「最近の学生は...」と言われないように、
改めて気をつけたい3つのポイントをご紹介します。
(お小言に近いですが...。)


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1.早めに行こう


 
特に都市部は電車のトラブルがつきものです。
慣れないうちはオフィス街で迷子になることも。

さらに、高層ビルは中に入るまで意外に時間がかかります。
そして、早めに行った方が会社の様子を観察できたり、気持ちも落ち着いたり、いいことだらけです。
ギリギリに会場に着くと、ずっとアウェイな気分を味わうことも。
(まぁ、あまり早く行きすぎてもスタッフは対応に困りますが。)

20分~30分前には会場に到着できるよう、余裕を持ちたいところです。



2.地図は印刷しよう


 
1とも関連しますが、オフィス街は意外に迷子になりがちです。
お恥ずかしながら、社会人14年目の私もいまだに大手町や丸の内でビルを間違えることも...。

そして、迷子になる人に多いのは、携帯の地図を利用していることです。
携帯の地図を否定するつもりはありませんが、いざというときに電池がなくなる、テンパッているときに限って縮尺の変更にイラッとくる、意外に見づらいなど問題が起こることも...。

実はプリントアウトした地図が一番見やすいです。
また、事前にだいたいどのあたりなのかは把握しておきたいところです。
その際にはPCでグーグルマップのストリートビューなどは使えますね。



3.不参加の際は事前にキャンセル連絡をする



ここ数年の傾向なのですが、選考を伴わないセミナーは非常にキャンセル率が高いです。

しかも、無断キャンセルが多いですね。

無断キャンセルが選考結果に響くとは限りませんが、それとは関係なく、相手の立場を考えると事前にキャンセルをする、連絡をするなどのことはするべきです。

参加人数の変化は人事担当者の事前準備にも影響を与えます。
あなたが事前キャンセルしないことによって、参加できない学生さんもいるわけです。



最後に



若干、小言っぽくなってしまいましたが、これらの当たり前のことをできないために、テンパッている人、信用をなくしている人がいます。

気をつけましょう!


執筆者プロフィール

常見陽平

常見陽平

評論家
北海道札幌市出身。一橋大学商学部卒業。一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了。
リクルート、玩具メーカー、クオリティ・オブ・ライフ(現在:フェロー)を経てフリーに。
雇用・労働、キャリア、若者論などをテーマに執筆、講演に没頭中。
2015年4月 千葉商科大学に新設された国際教養学部の専任講師に就任。
著書多数。