インターンシップを選ぶときにこだわるべき3つのポイント

2010.6. 2  2297Views

こんにちは、常見陽平です。

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「こんなはずじゃなかった...。貴重な夏休みを無駄にしてしまった...」


 
インターンシップに関する失敗談、不満の声をよく聞きます。

「インターンシップと言いつつ、内容はイベントスタッフ。アルバイトと全く変わらなかった」
「ワンデーインターンシップに参加したが、200人の学生を前に、人事担当者がプレゼンするだけの単なるセミナーだった」
「学生同士でプロジェクトをやったのだが、完全に放置プレイで、内容も普段のゼミと全く変わらなかった」

こんな想いをしないために、インターンシップのプログラムを選ぶヒントをお伝えしましょう。



インターンシッププログラムを選ぶ3つのポイント


 
前回問題提起したように、「あなたは何故、インターンシップをするのか?」

よってインターンシップの選び方は全く変わってきます。

人によってマッチ、フィットするインターンシッププログラムは違うという前提でお話しすると、特に次の3つのポイントにこだわるべきだと思っています。

1. 「一皮むける」体験が出来そうか?
2. 社員との接点がどれだけあるか?
3. 意欲の高い仲間が参加しそうか

特に1が大切です。楽勝にこなせるプログラムなら意味がありません。
自分の心技体を総動員して太刀打ちできるかどうかくらいのプログラムに取り組むべきです。

2はインターンシップの基本的な意義そのものだと思います。
社会や企業、仕事に対する誤解を解消し真実を知るために、社会人との接点を大切にするべきです。

3で示した通り、インターンシップは意欲の高い仲間と出会う場でもあります。
納得のいく就活をした学生に共通したポイントは「他大学の意欲の高い就活仲間がいた」ことです。

そして、このような仲間が集まるインターンシップのプログラムは1の要素を満たしています。

ぜひ、インターンシップを通じて一皮むけましょう。

そして社会人や他大学の仲間との良い出会いがあることを祈っています。


執筆者プロフィール

常見陽平

常見陽平

評論家
北海道札幌市出身。一橋大学商学部卒業。一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了。
リクルート、玩具メーカー、クオリティ・オブ・ライフ(現在:フェロー)を経てフリーに。
雇用・労働、キャリア、若者論などをテーマに執筆、講演に没頭中。
2015年4月 千葉商科大学に新設された国際教養学部の専任講師に就任。
著書多数。