「弊社への志望度はどのくらいですか?」と企業から志望度を聞かれた時の答え方
「弊社への志望度はどのくらいですか?」と志望度を聞かれたときに、「御社が第一志望です」と言わなきゃ面接は落ちるのでは...?
ということに悩む方も多いですし、就活の都市伝説のようにもなっていますよね。
実際はどうなのでしょうか?
会社の志望度を聞かれた時の対応を考えてみましょう。
1.「御社が第一志望です!」と即答
最も無難と考えられる答え方です。
「第一志望」と答えずに選考に落ちてしまった...という後悔もあまりないうえ、振り返りもしやすいです。
実際、筆者がグループ面接でこの質問がされた時も全員が「第一志望」と答えていました。
その企業が第一志望でなくても、選考を受けている時は常に第一志望として全力で面接に臨む姿勢は良いことです。
ただ、
「なぜその企業でなければだめなのか?」
「同業他社とはどの点が異なってその企業を志望しているのか?」
といった点を徹底的に考えて、答えなければなりません。
ここは、企業研究等が物を言います。
また、「第一志望」と言い切った企業から内定をもらい、辞退をする際に戸惑いがあるかもしれません。
「第一志望」と言ってしまっても、内定辞退をすることはもちろんできます。
(とは言え、自己満足の為に不必要に内定を沢山もらう...というのは企業にとっても失礼だと思いますが)
この記事も参考にしてください。
●参考記事:面接や内定を辞退する時の断り方
2.「第一志望群です」
筆者も就活中にネットで調べていて、この言葉を見つけました。
第一志望よりややぼやかした言い方です。
その際は
どのような業界・企業を志望し、なぜそのような業界を志望しているのか?
を論理的に答えましょう。
第一志望でないにせよ、同業他社と受けている企業の違いを答えられると良いでしょう。
実際に「他の志望企業(志望度順に)」「他社の選考状況」を聞く企業もあります。
自分の「軸」をもつことが大事ですね。
●参考記事:就職活動でよく聞く、自分の軸とは...?
3.正直に伝える
これを言って受かった人と筆者が出会ったことがないので、「この言い方をしても大丈夫!」と言い切ることはできません...。
実際、教育系の企業の最終面接で、
「正直、自分に教育系の仕事が向いていると確信は持てません。選考を通して、その素質があると思っていただけたら、御社で一生懸命働きたいと思います」と生意気にも言ったので、
「本気でうちで働きたいと思ったなら、向き不向きなどではなく、うちで働く為の行動をするはずだ!」と一喝されました。
この質問では仕事への「熱意」が見られていることは間違いないでしょう。
また、下記ような意見もあるのでご参考ください。
<参考記事>
●採用担当者よ、「ウチは第一志望なの?」はそろそろやめにしよう
●採用担当者に聞きました就活Q&A 面接で「御社が第一志望です」と答えなければ不採用となるのでしょうか?(JS日本の企業)
あなたが、その企業にとって「どうしても欲しい」人だと判断されれば、たとえ低い志望度であることを伝えても企業からの評価は下がらないこともあります。
どのような答えをするにせよ、その企業を受け、忙しい企業の方の時間を割かせている以上、誠心誠意答えましょう。
「別にそんな興味ないけど大企業だし」といった冷やかし受験・記念受験はやめましょう。
さいごに
いかがでしたか。
第一志望ではない企業に「第一志望」と嘘をつくことは、さすがに胸が痛みますね。
皆さまが納得のいく就活をして、内定が得られることを心から応援しています!
(ライター:ゆい)