エントリーシート(ES)が落ち始めたときに、見直すべき4つの項目
なぜかエントリーシート(ES)が全然通らない...
そんな負のスパイラルから抜け出す為に、今一度ESを見直してみてはみませんか?
今回はなかなかESが通らない時にチェックしたい4つの項目をご紹介します。
1.文章の書き方
ESでは特別な国語力はいりません。
しかしながら、最低限の文章の書き方が身についていなければなりません。
以下の点をチェックしてみましょう。
●誤字/脱字が多い、修正液の多用
●指定文字数の過不足(一般的に制限字数の8~9割以上が望ましい)
●「~です/ます」「~だ/である」という語尾の不一致
●基本的な敬語の誤用(書き言葉で相手の会社は「貴社」、面接時などの話し言葉では「御社」)
●企業名など重要語句の間違え(誤:キャノン→正:キヤノン)
●主語が無いなど文章が分かりづらい
●一文が長い
などです。
そして、最もNGなのが「設問の答えになっていない」ということです。
志望動機を聞かれているのに、何故か自己PRがメインになってしまい動機部分が書かれていなかったり、
大学時代に力を入れたことを聞かれているのに、将来のことを書いてしまったり...
落ち着いて設問の意味を解釈してから、答えを書きましょう。
詳しくは以下をご参考ください。
●エントリーシートで気をつけたい7つの残念行動
●エントリーシートに見る、ついついやってしまう志望動機3つのタブー
●エントリーシート(ES)と履歴書を手書きで作る時の基本的なポイント
2.郵送するときのマナー
汚れていたりやシワシワの状態のESを受け取った側の印象はどうでしょう?
雨が降ることを想定して、クリアファイルに入れて送付するのもいいですね。
無印良品では10枚セットのクリアファイルが売られていて、100円ショップで買うよりも安く重宝しました。
また送付状が無いからと言って書類選考を落とすということは、おそらく無いでしょうが、このようなマナーができていると好印象を与えられそうです。
●エントリーシートや履歴書を郵送する時のマナー
●送付状の書き方
少しでも落とされるマイナス要素の芽を摘んでいきましょう。
3.履歴書用の写真
筆者の近所には500円でできるスピード写真もあります。
しかし、そのような写真は画質も悪く、全体的に暗いので就職活動の写真にはオススメはしません。
また、スピード写真だと自分では気づかない姿勢の悪さ(たとえば右肩が少し上がり気味、顎が引き気味など)を見逃してしまう恐れもあります。
もちろんスピード写真でも良い写真は撮れますので工夫して見てください。
●第一印象はこれで決まる!?スピード写真でキレイに証明写真を撮る3つのコツ
高級写真館で撮る必要はありませんが、もし写真に自信がなければ証明写真を撮ってくれる店にお願いするのも手です。
メイクから手掛けてくれることもあります。
4.ESが通りにくい企業ばかりに出している/業界が向いていない
学生が知っている大企業や有名企業だとESだけでも多くの応募があり激戦となります。
学生にも馴染み深く安定したイメージの強い大手食品メーカーなどがそうですね。
そのような企業ばかり志望してはいませんか?
就職四季報のサイトは、競争率やESは全員通過させる企業の情報が載っているので、ぜひ覗いてみてください。
また、志望業界で大企業から中小企業まで一通り受けてもESすら全然通らないと言う場合は、志望業界を見直してみることをおすすめします。
筆者の友人(文系)は、志望業界は思うようにいかなかったのですが、理系が多いシステムエンジニアを試しに受けてみたらすんなり内定を得られたということがありました。
●この業界は本当にあっているの?と疑問に思ったときに見直して欲しい3つのポイント
さいごに
いかがでしたか。
ESが落ち続けると精神的にも参ってしまいますよね。
あまり悪い結果を引きずらないことも大事ですよ!
(ライター:ゆい)