エントリーシート(ES)と履歴書を手書きで作る時の基本的なポイント
初めてエントリーシート(ES)を書く...
履歴書の書き方が分からない...
という方へ。
ESや履歴書を手書きする際のポイントをご紹介します。
最初に確認したいES・履歴書の5つのマナー
1.履歴書の日付は、履歴書を郵送する日・持参する日を書く
2.印鑑欄はシャチハタの印鑑ではなく、朱肉で押す
印鑑は曲がったり擦れたりして、ミスが多い箇所です。
最初に捺印し、乾かしてから書き始めましょう。
マックス プレミオ瞬乾朱肉
せっかく書ききったESの最後の最後で印鑑が曲がってしまったら、書き直さないといけません。
3.「フリガナ」とカタカナで書かれていたら、カタカナで
同様に「ふりがな」と書かれていたら、ひらがなで書きましょう。
4.写真の裏側には名前・学校名を書く
のりよりも両面テープで貼ると、はがれにくいのでオススメです
5.黒インクのペンを使って書く
万年筆は書き慣れていないと難しい部分もあります。
また、ボールペンならば水性ではなく、油性がおすすめです。
公式には「青インクも可」ですが、そのような色で書いている人は見たことがありません。
目立ちたいのなら多少効果的かもしれませんが、黒が無難と言ったところでしょうか。
三菱鉛筆 ジェットストリーム アルファゲルグリップ (ボールペン0.7mm黒)
大事なところは赤ペンなどを使う、下線を引くのもありです。
修正液・修正テープって使っちゃダメなの?
実はそこまで重視されていない場合もあります。
筆者が内定を得た2社のESはどちらも修正テープを使ってしまいました。
最初から間違えた場合や分量の少ないESははじめから書き直すのはもちろんですが、最後の最後で些細なミスをした場合は修正のものを使っても構わないでしょう。
大手出版社内定者は、
「修正テープはよく使いました、そんな何枚も書き直していられませんよ。ただ出版という業界柄、言葉の使い方の間違い・誤字脱字には厳しいですね」と言っていました。
一般職事務職のようなミスが絶対に許されない職種の場合、ESのチェック枚数が少なそうな中小企業の場合には修正テープを使わない方が良さそうと考えられます。
もちろん、ミスをしないことが一番大事です。
シャーペンで下書きなどをしておくのもいいでしょう。
ESや履歴書は面接官にこう見られる!?
筆者が面接の際に面接官の方を盗み見たのですが...
面接官たちにはたいてい履歴書が(白黒)コピーされて、気になったところに蛍光ペンでサッと線を引いていてあって、その箇所を質問するというパターンがほとんどでした。
(だから修正テープを使っていても面接の時にはわからないのです。)
つまり、コピーされても
・面接で突っ込まれやすいESを書くこと
・見やすいように箇条書きや番号などレイアウトも考える(カラフルにしても無意味な場合も)
・写真はコピーしても暗くならないものを
といった点を意識しましょう。
書けない...そんな場合は?
上手なESをお手本にするのも例です。
あくまで、「お手本」にするのであって、丸写しはしてはいけません。
何枚か内定者のESを参考にして、共通する「型」を身につけましょう。
[Webサイト]
▼エントリーシート.com
大手・有名企業ES通過者のES文例がのっています。
▼楽天 みんなの就職活動日記
言わずと知れた掲示板サイト。
会員登録すると、各企業を受けた人の志望動機を見ることができます。
[書籍]
絶対内定2015 エントリーシート・履歴書 杉村 太郎、熊谷 智宏(著)(ダイヤモンド社)
こちらも有名な書籍。
出てくる人々がハイスペックなので、参考程度に。改善ポイントが入っているのがいいですね。
過去記事まとめ
弊サイトの初めてESを書く方向けの入門編の記事をまとめました。こちらもぜひチェックしてください。
●「履歴書とESの違いとは?おさえておきたい3つのポイント」
●「初めてESを書く人に送る、覚えておいてほしい4つのこと」
●「エントリーシートや履歴書を郵送するときのマナー」
●「ESとは何かを今一度考えてみよう」
●「たいていのESは成立していない?劇的に変わる裏ワザとは?」
いかがでしたか。
筆者はとりあえず量をこなし、実践的に書き方を身につけていきました。
(最初は「貴社」と「御社」の使い方すら間違えていました...)
まずは手を動かし、キャリアセンターや添削イベントなども上手に活用しながら、内定につながるESを書きましょう!
(ライター:ゆい)