女子学生が気をつけたい身だしなみ5つのポイント
就活生のみなさんは、就活系セミナーなどで、「メラビアンの法則」という言葉を聞いたことがありますか?
話し手が聞き手に与えるインパクトは5割以上が視覚、3割以上が聴覚、そして肝心の話の内容は7%しか影響力がないという驚きの実験結果から生まれた法則です。
今回は、相手に不快感を与えない身だしなみのポイントについて特に女子学生のみなさんに向けてまとめました。
特に身だしなみに厳しい金融、ホテル、CA、メーカー志望の人は必ず気を配ってほしいところです。
※男子学生向けはこちら:
◇スーツってどうすればいいの?!意外に難しい就活アイテムの選び方

1.髪に関して
髪型・色は判断が難しいところですが、清潔感というキーワードで考えていきましょう。
また、個性の重視やおしゃれ感覚というよりも相手に与える印象を重視するということが前提です。
◆髪色
基本的に黒(アパレルなど例外あり、その場合ダークトーンのブラウンは可)
◆髪型
・ミディアム~ロング:ハーフアップか一つ結び 後頭部の中央より低い位置で結ぶ
・ショートヘア:前髪、サイドの髪をヘアピンで留める
ロング・ショートともにサイドのおくれ毛、目にかかる前髪は留めましょう。
お辞儀した時に顔に髪がかからないようにすることが大事です。
トップの飛び出す髪の毛はワックスでなじませてハードスプレーで固定しておくとすっきりします。
広がる髪質の人はまとまりが良くなるトリートメントでケアしておきましょう。
・パーマ:天然パーマやくせ毛程度はOKですが、巻き髪はNGです。
基本的にはロング、ショートともに避けておいた方が良いです。
◆シュシュはアリ?なし?
選考の場にはナシと考えておきましょう。
着けるとしても小ぶりで黒の無地の飾りなしのものにした方が無難です。
<参考記事>
●就活で気になる髪型のポイントとは?(女子・ショートヘアの場合)
●就活で気になる髪型のポイントとは?(女子・ロングヘアの場合)
●就活で気になる髪型のポイントとは?(女子・ミディアムの場合)
2.メイクはプロに見てもらおう
メイクは百貨店などのカウンターで似合う色を選んでもらうことをおすすめします。
色選びは顔色や表情などの印象にとても大きく影響します。
眉の描き方やチークの入れ方も教えてもらうといいでしょう。
メイクのカウンターに行くのはハードルが高いという人は、
行きつけの美容師さんや、就職写真撮影のメイクさんなどに相談してもいいと思います。
私は合同説明会で就活用のメイクを無料で教えてくれるところに行きました。
自分の顔をプロの方にメイクしてもらったときは目からうろこが落ちました。
また、メイクは光の当たり具合でまったく濃さが変わって見えるものです。
なるべく蛍光灯や自然光のもとでメイクをするようにしましょう。
大学生がいきなりビジネス用のメイクをするのは難しいものです。
プロの力を借りることが成功のカギです。
<参考記事>
●女子学生に送る!基本的な「就活メイク」の7つのポイント
3.スーツに関して
スーツは専門店や百貨店等のスーツコーナーでアドバイスをもらいながら選びましょう。
スーツの色は黒、シャツは白を選ぶことが多いです。
シャツの色をピンクやブルーにしたり、カットソーにすることも可能ですが、受ける業界や会社の雰囲気によって選んでください。
堅い業界や会社は避けた方が無難です。
ジャケットは肩幅が合っているか、背中に余計なシワがないか、ボタンが窮屈そうでないかを、
スカートは座ったときに膝が出すぎてないか、窮屈でないかを確認しましょう。
何よりも自分に合ったものを着ることが一番です。
続けて着用しすぎるとヨレヨレになりやすく印象が悪くなってしまうので、
こまめにクリーニングに出し、清潔感を保ちましょう。
<参考>
●就活・リクルート(洋服の青山)
●就活スタイルナビ 就活スーツ(マイナビ)
◆パンツスーツはアリか、ナシか
実際のところパンツスーツは説明会では見かけましたが、面接ではあまり見かけなかったように思います。
私も噂ですが、面接ではスカートの方がいいと聞いたことがあります。
これも髪型と同じでお堅い業界はスカートを推奨します。
そうでない業界で個性をアピールしたいときや合同説明会などではパンツスーツでもいいのでは。
4.小物編:足元を見られて終わり...はないようにしよう
意外と盲点なのが、ストッキングとパンプス、かばんです。
◆ストッキング
肌色、ベージュのみ可です。黒はNGです。
また、伝線したときのために予備をかばんに入れておき、家にもストックを常備しましょう。
(グンゼ)GUNZE 【SABRINA】ほっそり引き締めShape×伝線しにくいストッキング<5足組>
◆パンプス
ヒールのゴム部分がすり減ってきたら買い替えるなり修理に出すなりしましょう。
また、面接の前には磨いておきたいところです。
◆かばん
中を常に整理しておきましょう。
選考中に急に予定を聞かれたり、メモの用意をするよう言われたりした際に、
かばんの中をぐちゃぐちゃとあさるのは大変みっともないです。
Laloro リクルートバッグ【ウェーブ】
5.おまけ 持ち歩いておきたい小物
◆ヘアセット:ヘアピン・ヘアゴムの予備、小さめの容器のワックス、コーム、鏡
◆メイク直し:あぶらとり紙、ルースパウダー、リップ、綿棒、メイクポーチ
◆服装直し:服のほこり取りブラシ、予備ストッキング、安全ピン
パンプスで靴ずれした時のためにばんそうこう、いざという時にウェットティッシュもあると便利でした。
いかがでしたか。
就活が本格化する前に是非一度チェックしてみてくださいね。
(ライター:Narumi)