ES・面接で使える、人に伝えるための「言葉の深堀」
2016.2.25 1812Views
皆さん、ESの作成は進んでいますか?
「学生生活で頑張ったこと」「自己PR」は、できれば広報活動解禁前に準備しておくことをお勧めしています。
今回は、ESや面接で気をつけてもらいたいこと、"言葉の深堀"についてご紹介します。
1.その言葉で他者は、あなたを理解できるか?
就活生のサポートを見ていく中で、気になったことがあります。
それは、言葉の深堀の足りなさです。
極端ですが、「私は、~を一生懸命頑張りました!」の"一生懸命"のような抽象的な言葉の表現を何度も見てきました。
例えば、"一生懸命"という言葉でも、「やみくもに頑張ること」と捉える人もいれば、「目標に向かって何をすべきか考えて取り組む」ことを捉える人もいます。
もし、後者を伝えたいにも関わらず、前者の「やみくもに頑張ること」と人事担当者に捉えられたら、どうでしょうか?
あなたにとっての"一生懸命"と、人事担当者の"一生懸命"の意味するものは、違うかもしれません。
このように、人によって捉える言葉の意味が違う場合があります。
曖昧な言葉を使う前には、自分を相手に伝えるために言葉を深堀し、あなたを知らない人にも真意が伝わる文章を作成してください。
2.言葉を深堀し、自分のものにするためにやること
とは言え、どうやって言葉の深堀をすればいいのか悩みますよね。
一つの方法ですが、"○○○(言葉)"が浮かんだ経験・体験を振り返り、なぜ、"○○○(言葉)"と感じたのか。
「なぜ?」の自問自答をすると、より言葉が深堀できます。
さいごに
深堀のゴールは、あなたの思考が言葉で通じることです。
簡単に聞こえると思いますが、文字(言葉)だけで、人に伝えるのはとても難しいことです。
「なぜ?」を自問自答した後、親戚や友人に見てもらい、「そういう風に考えていたんだ!」と言ってもらえれば、言葉の深堀ができている証拠です。
今回、ESをもとに紹介しましたが、"言葉の深堀"は、面接でも大切なことです。
ぜひ、取り組んでください。
(ライター:みくも)