自分の経験を整理してエントリーシート(ES)に書きとめるためのポイント
2016.1.13 1135Views
今回は、自分の経験をエントリーシート(ES)に上手く書けずに悩んでいる方へ、自分の経験を整理の仕方、そして整理したものをESに書き留めるテクニックを紹介します。
1.まずは経験(活動)の整理から!
ESを上手く書けない人ほど焦ってしまい、いきなりES記入に踏み込む人が多いですが、それでは、いくら時間があっても埒があきません。
まずは、自分の経験(活動)を整理しましょう。
【動機(問題意識)→ 挑戦 → 問題 → 思考・行動(問題をどう捉えたのか)→ 結果】
を下記のようにエクセルでまとめることをお勧めします。
この整理したデータは、自分の経験をパッと振り返ることができるので面接のときにも役立ちますよ!
2.経験をESに書き留めるテクニック
次に、エクセルでまとめた自分の経験をESに書き留めるテクニックを紹介します。
テクニックと大げさに言いましたが、エクセルで記入した、【動機(問題意識)→ 挑戦 → 問題 → 思考・行動(問題をどう捉えたのか)→ 結果】を下記のように書けばいいだけです。
記入の順番は、
(1)動機(問題意識)・挑戦 → 動機・挑戦
(2)問題 → 問題
(3)思考・行動(問題をどう捉えたのか)→ 思考・行動
(4)結果 → 結果
(5)概要
です。
質問の答えを記入する(5)概要の部分は、(1)~(4)の内容と一貫しているかが、とても大切なところなので、最後に書くことをお勧めします。
3.さいごに
2つ目の画像に書きましたが、ESを書く上での注意をさいごに4点紹介します。
1.抽象的な言葉は避ける
例えば、「あなたが頑張ったことを教えてください」の回答に、「私は、~を一生懸命頑張りました」といったように、「一生懸命」「本当」といった具体性のない言葉は、使わないようにしてください。
2.状況をしっかりと伝える
あなたのESを初めて読む人事の方は、あなたのこと、挑戦した内容のことをさっぱり知りません。
このことを踏まえて、誰でも状況がイメージできる文章を作成してください。
3.問題の捉え方が大事
あなたがどこに所属していたのか?など、人事の方は興味ありません。
強いて言うと、あなたが何をしたか?といった自慢話も興味ありません。
人事の方が、気になるのは、「問題をどのように捉え、どのように行動したのか」です。
4.結果は数字で示す
結果は、定量化できるもので表現してください。結果が失敗で終わってたしてもいいんです。
大事なのは、自分の行動の変化が、自分自身の目で見えているかなんです。
ESを作成したら、友達や先輩に見てもらいましょう!
(ライター:みくも)