内定辞退を伝えるときに!覚えておきたいポイント
2015.9. 2 466Views
就職活動も山場を迎え、数多くの企業が内定を出す時期に差し掛かってくると、複数の内定が出ている人は企業へ内定辞退の報告をしなければなりません。
今回は、内定辞退を企業に伝える際のポイントについて説明します。
メールではなく電話で伝える
企業側は、面談・選考を進める中で、あなたに対して「うちで働いてくれたらいいな」と期待を高めています。
その状態で、唐突にメールで内定辞退の連絡が入ってきたらどう思うでしょうか?
「あれ、今までの時間はなんだったんだ...」と虚しさと並行して、失礼な人だなと思われるでしょう。
メールは便利ですが、相手に対して誠意が伝わりづらいものです。
内々定・内定辞退を報告する際は、気が進まないと思いますが、社会人になる一歩目として、電話を使って誠意を持って伝えてください。
どう誠意を持って伝えるか
誠意を持って伝えるにあたり、少なくとも次の2点を意識してください。
一点目は、「面談・選考の時間を割いてくれたことに感謝を意を伝えること」です。
就職活動は、学生だけでなく、企業側にとっても大変な時期です。
新卒採用に多額の費用を投じている企業は、数多くあります。
面談、選考は、無料で行われている訳ではありません。
企業が採用活動にお金を投資し、採用担当者があなたに時間を割いています。
内定辞退するにしても、それまでの時間を割いていただいたことに、誠意を込めて感謝の意を伝えましょう。
2点目は、「内定辞退の理由を伝えること」です。
「志望していた企業から内定が出たため」
「他社の○○○に魅力に感じたため」
「○○○という点から辞退したいと思ったため」
等、辞退する際は、理由はちゃんと考えましょう。
理由が曖昧では、企業側は納得しません。
また、辞退の理由を伝えるにあたり、企業側が納得しない場合だと、企業から反論されることがあります。
それは、あなたのことを想って発言していると考え、真剣に受け止めましょう。
そして自分なりの考えを伝え、納得してもらえるように試みましょう。
さいごに
就職活動は、内定をとるだけではありません。
自分のキャリアを最後まで考え続けることが大切です。
あなたが真剣に考え続けたならば、企業側も納得してくれるでしょう。
最後の最後まで、やりきってください。
(ライター:みくも)