コンサル志望の方に送る、知って欲しい2つのこと

2015.9.10  910Views

「マーケティング職志望の方に送る、知っておいて欲しい2つのこと」の記事で、マーケティング職に絞り込んで活動しているけれども、まだ内定をもらっていない方向けの記事を書きました。

今回はコンサル志望の方へ知ってほしいこと、こだわるリスクと無理のない志望先の広げ方をご紹介します。

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1.職種にこだわるリスク


学生の人気が高いコンサルティングのお仕事ですが、外資系の企業をはじめとした有名どころの選考は、非常に狭き門です。こうした企業に志望を絞りすぎてしまうのは危険と言えます。

一方で有名どころ以外の中小のコンサルティング企業もたくさんあります。ただしそうした企業の多くがやっているコンサルティングの多くは、一人一人が高い技術と専門的な知識を生かしてアドバイスを行う、もしくはコンサル営業と呼ばれるアドバイスをしつつ自社製品を売る業務です。
チームを組み、分業でコンサルティングを行う有名どころとは働き方が異なります。
"コンサルティング"という言葉でこれらの企業をひとくくりにしてしまうと、自分にとってしっくりくる働き方のできる企業がなかなか見つからず、内定をもらえないことにつながってしまうでしょう。



2.志望先の広げ方



コンサルティングというのは、本来高い専門性を有している人が、その知見を活かしてアドバイスすることが基本なのです。
そのため、自分が専門にしたい領域がもしあるのであれば、その領域で事業を行っている一般の企業に就職し、将来コンサルタントになることを意識しながら、同期の誰よりも一生懸命学んで転職もしくは独立してコンサルタントになることはできます。

またもし専門にしたい領域が無いものの、それでもコンサルタントになりたいと思う方は、なぜコンサルタントになりたいのかをもう一度考えてみるといいでしょう。
「将来起業したいからコンサルタントになって力をつけたい」という方をよく見かけますが、力をつける手段なら、例えばベンチャー企業に行くなど他の手段もあります。
自分がコンサルタントという職種に何を求めているのかを考えると、志望の選択肢を広げることができます。



さいごに



コンサルタントとして働いていらっしゃる方で、前職が一般企業という方も多くいます。
今コンサルティング企業の内定がとれなかったとしても、本当にそれがやりたい仕事であればこの先いくらでもチャンスはあります。

一旦志望先を広げ、ぜひいい経験が積める企業の内定を獲得できるよう頑張ってください!


(ライター:こうたろう)