人に就活の相談をする上で気を付けるべき4つのこと

2015.8.14  1264Views

自分の進路を決める上で、何もかも一人で決める人はごくまれです。

多くの人は家族、先輩、OB、など誰かしらに相談して決める方も多いのでは。


しかし相談というのは案外難しいもので、うまく相談しないとただ自分の意見を再確認するだけの結果に終わってしまう危険があります。
今回はうまく人に相談するための4つのポイントをご紹介します。

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1.耳が痛いことを言ってくれる人に相談する


相談を受けた人があなたと親しい間柄であるならば、その関係を壊すようなことをしたくないと思うことが多いでしょう。
そのため、あなたにとって耳が痛い話、あなたとの関係が壊れるかもしれない話というのは、どうしても言い出しづらいものです。
相談相手が、果たして耳が痛いことを言ってくれる人かどうか、よく考えてから相談するといいでしょう。

相談しづらいと思うかもしれませんが、親は耳が痛いことを言ってくれる身近な相談相手の代表格です。
相談相手に心当たりがない方は、まず親に相談することから始めるといいでしょう。



2.自分のことを話し過ぎない


相談とは相手の意見を聴くことです。
あまり自分のことを話し過ぎないようにしましょう。

自分のことを話す時間が長ければ長いほど、相談相手の貴重な意見を聴く時間が短くなってしまいますし、相談相手は自身の意見を言い出しづらくなってしまいます。


3.相手が自分の意見を言いやすい訊き方をする


例えば、「私はこう思うのですが、あなたはどう思われますか?」といったように自分の主張を先に伝えてから相談相手に質問しても、相談相手は自身の意見を主張しづらいでしょう。

そこでまず「○○についてどう思われますか?」といったオープンな質問から会話を始め、相手の意見が十分に出たタイミングを見計らって、「私はこう考えているのですが、どう思われますか?」という質問をすると、相談相手の率直な意見が聴きやすくなります。

このようにどういう質問の仕方をしたら相談相手の率直な意見を聴けるか、という視点をもって相談の場に臨むといいでしょう。



4.相談の結果に流され過ぎない


相談相手は、あくまでその人自身の経験や価値観に基づいてあなたの相談に乗ってくれています。
相談相手が変われば、相談結果もまた違ったものになるでしょう。

相談の結果は、「ある特定のバックグラウンドを持った人の一意見」として聴く冷静さも必要です。

さいごに


いかがでしたでしょうか?
しっかりと人に相談しながら考えて進める人は、道を踏み外さず、早く成長できることが多いです。
相談上手になって、就活をうまく進めていきましょう!


(ライター:こうたろう)