初めてでも突破できる!グループディスカッションのコツ
2015.7.29 1147Views
4年生の8月に入ると公務員志望者も含め、就職活動も山場となります。
筆記試験、集団面接、個人面接とありますが、今回は、苦手意識を持っている方が多い、グループディスカッション(GD)の突破するためのポイントについてお伝えします。
グループディスカッションって何?
グループディスカッションとは何か分かりますか?
ゼミナール活動されている方は経験されているかもしれませんが、文字通り複数の人数で一つの議題について話し合うことを指します。
グループディスカッションの目的は、「テーマ(課題)に向かってチームメンバーの力を出し合い、チームでの考えを出す」ことです。
グループディスカッションは、自分や相手の気持ちを満足させることが目的ではなく、テーマについて議論を発展させていくことが目的です。
この姿勢を意識するかしないかで、グループディスカッション内での行動が大幅に変わります。
グループディスカッションを突破する最初のステップとして覚えておいてください。
集団討論を突破するための姿勢とコツ
グループディスカッションを突破するために意識すべきことは、3点あります。
1.自分の意見を通して議論に貢献し、「自分の役割をこなす」
議論は、多様な意見があるからこそ意義があります。
自分の意見が間違っていたらと躊躇する方いますが、大事なのは、「正しいか否かではなく、意見を伝えること」です。
グループディスカッションに挑む際は、意見を伝えること自体が「貢献」になると意識してください。
2.自分の意見を通して議論に貢献し、「他人の役割を支援する」
他人に対して、質問を通してサポートすることができます。
グループディスカッションに挑む際は、相手の意見にも集中し、分からないことがあれば議論を発展させることを目的にどんどん質問をしてみてください。
3.議論の内容を発展させてテーマ(課題)に対する解を作り「チームの目的を達成する」
議論の目標は、面白いアイデアを出すことでも、素晴らしい結論を出すことでもありません。
グループディスカッションに挑む際は、提示されたテーマ(課題)に対するチームの解決策を、時間内に議論し発表することが目的であると意識してください。
これらは、テーマについて議論を発展させるために最低限意識しなければならないことです。
さいごに
集団討論は、個人面接とは異なって複数の人と行うもので、集団面接とは異なってチームで議論を深めるものです。
講義を聞くだけの大学生活の中では、馴染みのないことですよね。
集団討論を経験した数ももちろん大切ですが、意識することやコツを知っているか否かで結果は大きく変わってきますよ。
(ライター:みくも)