就職活動において軸を作る重要性とは...?
2015.3.11 2226Views
就職活動が本格化すると、「自分の軸がわかりません」と悩む方が非常に多くなります。
軸がないとぶれてしまうこともありますよ。
そこで今回は就活における軸の作り方をお伝えさせていただきます。
1.過去の自分を分析する
過去の自分を振り返ってみて自分の現状を把握しましょう。
把握する理由は、自分自身を知っておけばうまく企業にアピールできるからです。
その際に効果的なのが、自分史です。自分史とは簡単に言うと、これまでの人生の年表です。
必須項目としては、
1.出来事
2.その時考えていたこと
3.感じたこと
4.学んだこと
の4つです。
区分の分け方としては、小学校、中学校、高校、大学と4つに分類して考えます。
それぞれのタイミングで、何が起きてそのとき自分はどう考えたのか等、振り返ってみましょう。
2.未来の自分を考える
過去を振り返ったところで、次は未来のことについて考えてみます。
「自分はどんな人になりたいのか」、「自分はどんな能力を手に入れたいのか」などです。
次にすることはwhatに対するwhyに注目します。
「なぜそのような人になりたいのか」
「なぜそのような能力を手に入れたいのか」
これによって価値観を発掘、深堀することができます。
自分の理想の姿を見つけてください。
3.過去と未来の分析を踏まえたうえで自分の軸を作る
過去と未来の分析作業を行うと価値観が見えてきます。
次はこれを就職活動に当てはめてみましょう。
例:負けず嫌い→競争環境のある環境
人から承認されたい→評価制度が目に見える会社
そうすると、自分が企業選びのうえで大事にしたいこと(=軸)が見えてきます。
4.企業に当てはめて考える
最後に、企業を考えます。
自分の価値観(過去分析)と理想の姿(未来分析)のギャップを埋めてくれる企業はどこなのかを考えます。
その企業は本当に求めるスキルや理想の姿に近づけるのか、といった観点で見てみます。
ここで大切になってくるのが「軸」です。
軸があれば無駄な情報に惑わされませんよね。
さいごに
いかがでしたか。
改めてまとめると軸を作ることの重要性とは
・自分とマッチングする企業を自分で選べるようになる
・無駄にエントリーする必要ない
の2点です。
新卒採用を行っている会社は約2万社あると言われている中で、すべての会社を1年で見ることはほぼ不可能に近いです。
理想の企業を自分で選べるようにしましょう。
(ライター:しんや)