就活のやる気が出ないときに、前に進むための原因分析のススメ
2014.10. 9 263Views
選考に落ち続けたり、なかなか内定が出なかったりすると、就活に対するモチベーションが下がってしまいますよね。金銭面への不安、周りは内定が出ているのに自分だけ内定がない、内定がないまま卒業が近づいてくる...等、不安を募らせる要素はたくさんあります。
そこで今回は、就活へのモチベーションが下がってしまったときの対処法をご紹介します。
原因を特定しよう
「なぜ、モチベーションが下がってしまったのか?」という原因分析はとても大切です。原因がわからければ対処のしようがありません。
原因でよくあるのは、
・面接で志望理由を話すことができなかった。
・第一志望に落ちてしまった。
・何社も落ちてしまって自信がなくなってしまった。
・自信のあった企業に落ちてしまった。
などです。
まずは自分なりに原因を分析してみましょう。
そしてこのよくある原因の中から2つ取り上げて、それぞれどのように対処していくのかをお伝えしていきます。
例 「第一志望に落ちたケース」
第一志望の企業に落ちてしまったということは、相当な落胆となるでしょう。
そんな時は、なぜ「その業界なのか」「その企業」「その職種」なのか、ご自身の考えや思いを明確に整理しましょう。
面接で落ちた理由で多いものは、志望動機が不明確であることがあげられます。
企業側は「会社に貢献できるのか」「社風に合っているのか」の2点を重要視し、それを確認するために志望理由を聞いてきます。
また、企業によっては「その職種」まで明確な答えを求められるケースもあります。
特に職種別採用の場合には、「なぜその職種なのか」まで準備したうえで臨みましょう。
例 「自信のあった企業に落ちてしまったケース」
面接を受けた結果、かなりの手ごたえを感じていても、結果は落選...といったこともあります。このような場合、自信があっただけに「どこがいけなかったのか」という原因を分析しても分からず悩む方も多いのでは。
自信があった面接でも、
・「志望理由が、面接官が納得できるレベルまで落とし込めていなかった」
・「志望理由の企業とのズレ」
・「社風と合っていない」
・「社風と合っていることをアピールできていない」
・「採用するメリット(どんな貢献してくれそうか)が感じられない」
などの原因が考えられます。
解決策として、友達や親、社会人に面接の受け答えなどを聞いてもらって、何が原因だったのか一緒に考えてもらうとよいでしょう。
他人に話すことによって客観的に捉えることができ、ご自身も冷静に考えることができるようになります。
さいごに
原因を特定しないことには、前に進むことはできません。巷では「落ちたらその企業と合わなかっただけだから気にしない」「落ちたら、その分成長したと考えよう」などポジティブに考えることを推奨する方やコラムがあります。確かにポジティブに考えることは就職活動においてとても大切なことです。
しかし、それだけでは一歩も前に進むことはできません。なぜなら、原因を改善してこそ物事が解決にむかい、前に進むことができるからです。
是非、取り組んでみてくださいね。
(ライター:しんや)