経験から読み解く、自己分析おすすめのフレームワーク
2014.9.24 654Views
自己分析は、ほぼ全ての就活生が必ず通る道だと言えます。
そこで今回は、これまでの経験から自己分析するフレームワークを3つ紹介します。
1.嬉しかった体験を振り返る
嬉しかった経験や達成感を得られた瞬間は、企業からしても知りたいのです。
なぜなら、その瞬間が就活生の「やりがい」を感じる瞬間を見極めることができるからです。
そのやりがいが企業と同じものであれば、企業の価値観とマッチすれば、ミスマッチが起こることがないでしょう。
そこから見えるものはやりがいを感じる瞬間やモチベーションが高まるとがわかります。
ただ、嬉しかったことは言っても、漠然としすぎているので、振り返るときは涙が出るほど嬉しかったり、達成感を感じたことを振り返ってみるとより良い振り返りとなるでしょう。
2.自分なりに考えて決断をしたことを振り返る
ターニングポイントなどの大きな決断ばかりを振り返るのではなく、小さな決断も振り返ってみましょう。
たとえば、小学校の頃に学級委員に立候補したり、海外への一人旅を決断した出来事などです。
この時に肝心なのが、「自分から主体的に決断を下したかどうか」ということ。
他人に流されて下した決断を振り返ってみてもあまり意味がありません。
主体性をもって下した決断であれば、自分の大切にしている価値観や性格上の自分らしさが見えます。
3.何かを解決、改善した経験を振り返る
マイナスな状況をプラスの状況に変えた経験を振り返ることがおすすめです。
仕事に置き換えると「仕事上での課題を解決すること」になります。
これは就職活動の面接に置き換えると学生時代に頑張った経験のことです。
単に頑張ったことをアピールするのではなく、「なにかを解決、改善した経験」を聴いています。
たとえばサークルの話だと「とにかく優勝を目指して頑張った」ということではなく、「優勝を目指すうえで壁をどのようにして乗り越えたのか」を面接官は聴きたいのです。
さいごに
自己分析のフレームワークを紹介しましたが、大切なのは「能力が発揮された経験」と「価値観が反映された経験」の2つを振り返ることです。
自己分析のポイントを知り、ご自身の経験を振り返る際に活かしてみてくださいね。
(ライター:しんや 「学生団体」Realize代表)