ちょっと待った!面接でついつい使ってしまいがちな危険なキーワード4つ
2014.8.19 436Views
面接でついつい深堀されてしまい話せなかった...という経験をお持ちの方はいませんか?
面接官は、基本的にあなたが発した曖昧な言葉や興味深い言葉を更に掘り下げたいと思い、質問をしてきます。
今回はついつい使ってしまいがちな危険なキーワードを4つ紹介します。
1.「成長できる仕事がしたいです」
成長は目的ではなく結果です。
会社は就職活動性の成長の場ではありません。
会社に入れば成長はできます。
この答えに対し、「あなたにとって成長とは何ですか?」「なんで成長したいの?」何を目指していて、そのために必要な事は何か?」という質問が出てくることもあります。
その質問に答えることができるよう、しっかりと自己分析をしておきましょう。
2.「人と触れ合える仕事をしたい」
筆者自身が人材系を志望して面接を受けてきたので、この手の志望動機を伝える人が非常に多かった印象を受けます。
確かに人材系は他の仕事に比べて人と触れ合う頻度は多いです。
ただ、最後までこの志望動機で残った人はほとんどいませんでした。
仕事のほとんどは人と触れ合う仕事です。
お客様と触れ合うだけが仕事ではなく社内の仲間と触れ合うのも仕事なので、人と触れ合わない仕事はかなり稀なのではないでしょうか。
「どんな人と触れ合いたいのか」「どんな関わり方をしていきたいのか」など、本当に話そうと思うのならば、自分の原体験に紐づけて話していきましょう。
3.横文字ばかり使う
コミュニケーション、ソリューションetc...
横文字も極力使うのを避けましょう。
なぜなら横文字は人によって捉え方が異なるからです。
例えば、「あなたにとってコミュニケーションとは何ですか?」と質問をされたときに、「対話力」と答える人もいれば、「聴くこと」と答える人もいます。
横文字は定義しづらいです。
だからこそ、使うのなら自分なりに定義しておきましょう。
4.「社会に貢献したい」
社会に貢献する会社がほとんどですよね。
だからこそ、このキーワードだけで留めてしまうのは非常に危険です。
「会社を通して自分は何を実現して、どういった貢献を社会にしていきたいのか」という質問も来ます。
この言葉も横文字と同様に自分なりに定義しておくことが大切です。
さいごに
面接も自己分析が軸となります。
軸がぶれてしまうと、話に矛盾が生じてしまいます。
だからこそ曖昧な言葉や、定義していない横文字を使うのは危険です。
しっかりと自己分析をして万全の状態で面接に臨みましょう。
(ライター:しんや 学生団体「Realize」代表)