気を抜くのはNG!説明会で気をつけたい4つのマナー違反
2014.1.17 2811Views
みなさんは企業説明会に参加する時、マナーに気をつけていますか?
「多少マナーが悪くても選考に影響は出ないはず」
「たくさんの人が来るし、身元はバレないだろう」
そう思って気を抜いている方がいたら、要注意です。
今回は、説明会での気をつけたいマナー違反をお伝えします。
説明会でのマナーは見られている!
確かに、数百人規模の説明会で参加者1人ひとりを常にチェックするのは不可能です。
しかし、だからといって全く見られていない訳ではありません。
良くも悪くも目立つ人は、採用担当者の印象に残りやすいものです。
その時のイメージが後日の選考に影響する事も考えられます。
また、企業によっては、座席や提出書類などから参加者をチェックしているところもあるようです。
一概に、「見られていないからいいや」と思うのは止めておきましょう。
1. 無断遅刻や無断欠席
遅刻や直前になってのキャンセルはできるだけ避けたいものです。
しかし、やむをえない事情でどうしても遅刻や欠席をする場合には、必ず連絡を入れましょう。
その時には、メールではなく電話をかける方が望ましいです。
丁寧に謝罪した後、遅れて入室してもよいかどうか、次の説明会に参加しても構わないか等をお願いしてみましょう。
また、Web上で予約をした場合、期限内であれば、キャンセル処理や時間の変更を受け付けるところもあります。
期限を過ぎてしまった場合には、企業に電話して変更や欠席の旨を伝えましょう。
2.私語や携帯電話の操作、居眠り、飲食など
説明会での私語をしたり、携帯電話をいじったりするのは礼儀に反します。
説明会は貴重な情報収集の場です。
採用担当者の話に集中しましょう。
就活で疲れているのは分かりますが、居眠りやあくびも、話している人からすれば気持ちの良いものではありません。
極力控えて下さいね。
食品メーカー等では、自社製品を参加者に配り「食べながら説明を聞いて下さい」と促すところもあるようですが、そういう場合を除けば、説明会での飲食は基本的にNGです。
3. ノリが悪い
明らかな失礼ではないけれども、採用担当者の士気を下げてしまう事があります。
それが学生のノリの悪さです。
採用担当者は、学生が少しでも企業に興味を持ってくれるように工夫しています。
ジョークを挟んだり、ミニゲームを取り入れたり、せっかく工夫しても学生が全く乗り気でないとがっかりしてしまいます。
場の空気も悪くなりますね。
つまらないと思っても表に出さず、笑う等、出来るだけ場を盛り上げるよう協力しましょう。
説明会がよい雰囲気で進行すれば、担当者からポロっと本音が飛び出す事もあります。
担当者が気持ちよく話せる場をつくるのも、礼儀の一つです。
4.質疑応答で空気を読まない
説明会のおわりに、質疑応答の時間を設けている企業もあります。
この時、空気を読まずに長々と自己アピールをしてしまう方がいます。
例えば、以下のような感じです。
「私は大学時代に○○というサークルに入っていて、そこでこんな経験をしました。その時、このような事を学び、それを活かした職業につきたいと考えるようになりました。先程のお話で△△というお話があったのですが、私の培った○○という学びは活かせる環境でしょうか?」
話した本人は「しっかりアピール出来たぞ!」と満足でも、採用担当者からすれば「周りの事を考えていない人」に見えます。
質疑応答は、学生の疑問を解決する限られた時間。それは全員にとって同じです。
長々と話す事で、他の人が質問するチャンスを奪うのはマナー違反ですよね。
無駄なアピールは省き、要点だけを質問しましょう。
また、他の人には関係なさそうな個人的な質問は、説明会の終了後、もしくはOB・OG訪問でしましょう。
「質問する事で会場全体の利益につながる質問」がベストです。
さいごに
実はマナーに正解はありません。
しかし、相手の立場にたって「自分ならどうされたいか」、「どうされたくないか」を考えれば自然と礼儀正しい行動が出来るはずです。
社会人への第一歩だと思って意識してみて下さいね。
(ライター:ナツキ)