最低限これだけは押さえたい!面接を受ける前に要チェックな3つのポイント

2014.1.20  4295Views

1月も後半に差し掛かると、就職活動も本格化し始めてきます。


この時期になると、志望業界によってはすでに面接を受けている人もいるのではないでしょうか?
始まったばかりでまだ面接に慣れていないこの時期、不安でいっぱいになりやすいですよね。

「どんなことを聞かれるんだろう...」「入退室のマナー、全然わからないよ...」
という方へ。

今回は、面接を受ける前に、最低限これだけはチェックしておきたいポイントをご紹介します。

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1.『できる範囲で』明るく元気に振る舞う


『第一印象』という言葉があるように、面接室へ入った瞬間の第一声や姿だけで、面接官はあなたの人柄をある程度判断します。
そこで、明るく振る舞うことができれば「お、この子は元気がいいな」と思ってもらうことができ、プラスになります。


ですが、筆者がここで伝えたいのは「どんなときでも明るく振る舞え!」と言うことではありません。
もちろん、人それぞれ個性があります。
自分を明るい性格というよりは、大人しくクールな性格だと思っている人もいます。
大人しくクールな人が「自分を明るく見せないといけない」という思い込みからそればかりを意識してしまい、面接で言いたいことが言えなかったら、本末転倒になってしまいます。


自分の性格や緊張によって、話しているときに明るく振る舞えない...という人のために、最低限、笑顔を見せて明るく振る舞うように気を付けたほうが良いタイミングをお伝えします。
それは、面接の『入室と退室』の時です。
なぜなら、面接官の印象に残りやすいのは、面接の最初と最後であることが多いからです。
それが、最初に書いた『第一印象』だと言えますね。
実は、面接官は、話している内容よりもその人自身の姿勢や人柄をよく見ているのですよ。

2.伝えたいことを決めておく


面接で何を聞かれるのかわからないと不安がっている人は多いでしょう。
筆者も面接が始まったばかりの頃は、「質問に対してちゃんと答えられなかったらどうしよう」とあたふたしていました。

その不安を少しでも和らげるのに役立つのが、面接で自分が伝えたいことをあらかじめ決めておく方法です。

●学生時代のアルバイトの経験から、忍耐強さには自信がある
●部活動の経験を通し、目標を掲げてコツコツと努力できる
●その会社へ入社したら、○○に取り組んでみたい

例えば、このようなことがあります。
自分の性格、自分の強み、志望理由、将来像などなど...。
たくさん考えていることの中から、最低限伝えたい内容を決めておくことで
面接官に、自分がどういう人であるのかが伝わりやすくなり、より印象に残りやすくなります。
伝えたいことが決まるので、何を話したらいいのかの整理がしやすくなりますね。

実際の面接では、自分の伝えたいことに直接繋がる質問が来るかどうかはわかりません。
その場合は、質問に答えつつも自分の伝えたいことを交える臨機応変な対応が必要です。
これはなかなかに身に付くものではないので、面接を受けていく中で意識していくことが大切です。

3.結論から話す


面接でよくある、伝えたいことがありすぎて何が言いたいのかわからなくなる現象を防ぐためには、この手段が有効です。

A君はこのような自己PRを話しました。
「私は学生時代、アルバイトを頑張りました。3年間カフェでアルバイトをしています。お客様が困っている姿を見かけたら、積極的に声をかけるようにしていました。そうすることでお客様は喜んでくれ、その姿を見てますます頑張ろうと思うことができました。また、お客様の机が汚れていたら自分から声をかけて拭くようにしていました。そして...」


この話を聞いた面接官は「で、結局何が言いたいの?」と思うかもしれません。
アルバイトを頑張ったことは伝わりますが、どう頑張ったのかがいまいちわかりにくいですよね。
では、結論から話すとどうなるでしょうか?

「私は視野を広く持ち、自分から気づいて行動することができます。私は3年間カフェでアルバイトをしています。お客様が困っている姿を見かけたら、積極的に声をかけるようにしていました。そうすることでお客様は喜んでくれ、その姿を見てますます頑張ろうと思うことができました。また、お客様の机が汚れていたら自分から声をかけて拭くようにしていました。そして...」

最初の一文を変えただけですが、何が言いたいかがわかりやすくなりましたよね。
この場合は、A君はアルバイトの経験を通して、視野の広さと積極性をアピールしたかったのです。
このように始めに結論を言ってしまうことで、内容が伝わりやすくなります。

さいごに


いかがでしたか?

自分自身の性格や面接官の性格によって、やりとりの仕方が大きく変わるので、面接は非常に難しいです。
だからこそ、「これだけは!」というポイントを自分なりに押さえておけば、少しは楽な気持ちで面接に臨めるようになるのではないでしょうか。


ちなみに、ベタな方法ですが、入室前に一回深く深呼吸をすると落ち着きますよ。
どうしようもなく緊張してしまったときは、試してみてくださいね。
緊張しますが、『自分らしく』を忘れずに、面接に臨みましょう!


(ライター:きみこ)