エントリーシートにもOpenESにも使える!複数自己PRを持つことのススメ
2013.12.17 16804Views
自己PRは一つでなければいけないと思ってはいませんか?
もちろん「甲子園出場経験があり、大学のリーグ野球でも大活躍した」、「長期留学経験があり、語学が得意でTOEICは満点」といったような、ずば抜けた経験と自己PRをもっているのであれば、そのことを中心にアピールするのが良いでしょう。
しかし、誰もがそのような強みをもっているわけではありません。
「企業受けしないんじゃないかな...」と思われる強みも複数の自己PRと組み合わせることで、あなたの良さをアピールできることになります。
今回は自己PRを複数もつことのメリットとどのようにアピールしていくのかを教えます!
1.複数自己PRのメリット
企業によって求めている人物像や社風は異なります。
筆者も企業によって「体育会系」の部分を全面に出してみたり、「学業に力を入れていた」ことを中心にアピールしてみたりしていました。
企業によって、自己PRは変えて良いのです。
リクナビのOpenESの導入によって、簡単にエントリーが出来るようになったものの、企業の特色とあなたの自己PRをすり合わせて伝えることはやはり大事になります。面接に進んだ時、どのような特色をもつ企業にも対応できるように、OpenESでは「何を伝えるか」を考えることが大事です。
OpenESに限らず、様々な経験をしていることをアピールすれば、企業は「バランス感覚がある人だ」と感じてもらえるでしょう。
「就活は恋愛と似てる」と言われるように、「え、こんな一面もあるの?」という「ギャップ」を見せることも有効です。
1枚のESにも複数の自己PRを盛り込んでいく必要がある、ということです。
もちろん、自己PRにはある程度の一貫性がなければいけません。
器用貧乏より「何か一つでも突き抜けた部分が欲しい」と考える企業もありますので、複数自己PRが万能とは限りません。
しかし、自己分析あるいは他己分析等を経て、あなたの良さは一つではないと分かったはずです。これを活かさない手はありません。それでは自己PRの仕方を見てみましょう。
2.自己PR欄で箇条書きでPRする
ただ自分の強みを列挙していくのではなく、
●私の3つの強み:
1.リーダーシップ:私は大学のバスケ部で副部長を務め...
2.協調性:ゼミのグループ発表の際にもめることもありましたが...
3.誠実さ:日々の練習を怠らず、ただ前に立って指導するだけでなく...
といったように箇条書きしていくのです。
この際にキャッチフレーズなどを作るのも有効です。
※参考記事:面接やESで聞かれる、就活用「自分のキャッチコピー」を書くコツ
3.こんなところでもできる自己PR
自己PR欄以外にもPRできる箇所はあります。
「学生時代最も打ち込んだこと」はただあなたが何をしたか?だけではなく、そこでどう成長したか・失敗を乗り越えたかをアピールできる設問です。
これだけではありません。
●写真・・・写真は「あなたらしい1枚」と制限がない限り、1枚でなくてもかまいません。色々な場面の写真を貼って、「こんな経験をしてきましたよ」というアピールをしましょう。
●趣味/特技・・・実は意外とここでバランス感覚をアピールする機会になるのです。筆者は「格闘技」と「読書」という真逆の趣味を挙げて、「ただ筋肉バカなのではないよ」というアピールをしました。
●紹介文/自由記述欄・・・OpenESの紹介文機能では二人だけですが、自由記述欄などに「他の人に聞いた私の良さ」を複数人に聞いて載せるなどができます。
さいごに
いかがでしたか。
次々と就活の環境は変わって戸惑うこともあると思います。
しかし、どんなに環境が変わってもあなたが今まで頑張ってきたこと、あなたの良さは変わりません。
自信をもって就活の際にはあなたらしさをPRしましょう。そんなあなたを「良い」と思ってくれる企業は必ずありますよ。
(ライター:ゆい)