準備はOK?企業説明会の参加前日にやっておきたい3つのこと

2013.12. 2  28482Views

いよいよ12月に入り、就職活動が解禁されました。

2016年度卒からは就職活動の開始時期の繰り下げが決まり、2015年度卒の就職活動は12月解禁最後の年ですね。

●参考記事:景気好転も厳しい採用枠 就活1日解禁"最後の12月"(Sankei Biz)



リクナビ・マイナビ等就職ナビサイトからも説明会の予約ができるようになり、「とりあえず説明会に行かないと乗り遅れる...」と予定を入れてはいませんか?
業界を広く見て、様々な企業説明会に足を運ぶのは大切なことです。
しかし、何も準備や確認をせず、ただ当日参加するだけでは危険なこともあります。



今回は、企業説明会に参加する前日にしておきたい準備と確認のポイントをお伝えします。


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説明会の時間・場所を確認する


勝手な思い込みで時間や場所を間違えてしまうことも、時にはあります。
勘違いしやすい例として、筆者は以下のパターンを経験しました。

1.午前の部・午後の部と分かれている場合
2.本社ではなく、別の支社や貸し会議室で行う場合


3.開催日によって時間や場所が異なる場合



最も多かったのは2です。
「大規模な説明会なら本社でやるだろう」と勝手に思い込み、事前にアクセス方法を調べず、当日ギリギリになって違うことに気づき焦る...なんてこともありました。

焦らなくて済むように、説明会前日の夜にはぜひ日時と場所を確認してくださいね。


●参考記事:企業へ訪問する時のマナー



持ち物の確認をする


筆記用具は当たり前ですが、他にも持ち物がある場合も多々あります。



企業説明会で持参を求められることが多いのは「参加証(受付票)」です。
当日印刷して持参し、受付で提出するパターンが多いですね。
リクナビ・マイナビ等の就職ナビを経由、企業独自の就活サイトを経由、どちらの場合でもよく見られます。



特に4月以降は、「ES持参」というタイプの説明会も多々ありました。
その場合、忘れてしまっては選考が受けられなくなってしまいます...。



説明会開催時間や場所と合わせて、確認するようにしましょう。



企業のHPを見る


まずは企業のHPを見てみましょう。
基本的な情報は網羅されていることが多く、企業理解への第一歩になります。
基本情報を抑えれば、当日の説明会で聞いた内容もより頭に入りやすくなりますよ。



「御社の企業理念は何ですか?」「支店は全国にどのぐらいありますか?」
このような情報は、サイトを見れば書いてあることがほとんどです。
調べればわかることを質問するのは、あまり意味がありませんよね。
人事担当者の方も「それぐらいは調べてこい」と思うでしょう。



一部の大手企業では、就職活動用のサイトを設けているところもあり、企業理念や求める人物像、先輩社員からのメッセージなどが載っています。
説明会当日は、企業のHPを見た上でわからないこと・疑問に思ったことを質問するのが良いです。自分を人事担当者に印象付けたい思いから「とにかく何か質問しなくちゃ!」とHPを見れば分かるような質問をしてしまい、返って『残念な学生』にならないように気を付けましょう。




●参考記事:面接の最後の質問で気をつけたい3つの残念行動



さいごに


いかがでしたか?



就活が解禁した12月は、まだ企業説明会の数も少なく、1社1社へ時間をかけられます。
しかし、企業説明会ピークの年明け~2月一杯ぐらいまでは、1日で数社の説明会に行くこともありました。
すると、どうしても説明会の1つ1つをないがしろにしやすくなりがちです。
だからこそ、早い時期から最低でもご紹介した3つの項目を確認する習慣を付けることをオススメします。



当日、焦ってしまうと落ち着かなくなり、心の余裕もなくなってしまいます。
就職活動においては、心身ともに健康であることがとても大切です。
いいコンディションで就職活動ができるよう、しっかり確認しましょうね。



(ライター:きみこ)