エントリーシート(ES)を提出する前に!ESを手元に保存しておいた方がよい2つの理由
2013.12.24 4292Views
「エントリーシート(ES)を書き上げ、あとは出すだけだ...」
ほっと一息つきたいところですが、出そうとしているESの内容は手元に控えていますか?
WebESであればWordファイルで保存、郵送するESであればコピーをとっておきましょう。
先のことを考えると、提出したESは手元に控えておいた方がよいです。
それでは、どうして自分のところに残しておく必要があるのでしょうか?
今回は、ESを手元に控えておいたほうがいい2つの理由をお伝えします。
1.面接の前に見直すことができる
ESを提出し、面接に進んだ場合を考えてみましょう。
面接官はあなたの書いたESをもとに面接を行います。
すなわち、自分がESに何を書いたのかをしっかり理解しておかなければいけません。
ESを書いた直後は、もちろん書いた内容はしっかり覚えていますね。
しかし、時間が経つとどうしても忘れてしまうものです...。
特に面接前は緊張してしまい、頭が真っ白になることも少なくはありません。
そんな時に、手元に残しておいたESが役に立ちます!
面接会場へ向かう電車の中、控え室で待っている間、時間があるときに自分が何を書いたのかを見直すことができます。
もし、ESに書いたことと違うことを話してしまったら、面接官は「あれ?」となってしまいます。
何を書いたのか思い出せないと、自分自身も焦ってしまいますよね。
ESの内容を手元に控えておき、落ち着いて面接を受けることのできる『保険』を作っておけば、安心して面接に臨めます。
2.他企業のES作成に役立つ
同業他社を受けている場合、他社のESを書く時の参考にできます。
ESには企業ごとに様々な質問項目がありますが、同業他社の場合は質問内容が似通っていることも多々あります。
例えば、新聞・出版業界を中心に受けていた筆者は、「最近気になった時事問題とそれに対する自分の意見」をほとんどのESで質問されました。
1社のESを仕上げるのにも、大変な手間がかかりますが、就活はES作成以外にも、やることはたくさんあります。
特に2月以降は説明会や早いところでは選考もはじまり、時間をかけてESを仕上ることが思ったより難しくなります。
そんな時は、もうすでに出してある同業他社のESの内容を参考にしましょう。
少しアレンジを加えたり、『てにをは』を直したりするだけでも、大きく変わります。
文章や内容のブラッシュアップができるという意味でも、ESを手元に控えておくことは非常に大切です。
さいごに
いかがでしたか?
筆者はうっかりESのコピーをせず、何を書いたか曖昧な記憶のまま面接に臨み、撃沈した経験があります。
悔いの無いように万全の状態で面接に臨みたいですよね。
そのためには、ESの内容を手元に保存しておくことが大切だと、実体験から痛感しました。
「めんどくさいなあ」と思った方もいるかもしれません。
このちょっとした一手間が、面接前で緊張している心に余裕を作ってくれますよ。
(ライター:きみこ)