就活手帳を作ろう!アナログ派のためのスケジュール術
2013.11.26 2843Views
店頭に並ぶカラフルな手帳の中で異彩を放つ「就活手帳」。
明治大学ではオリジナルの就活手帳が配布されることでも有名です。
リクナビでは「就活マネージャー」というスケジュール管理アプリもリリースし、googleカレンダーなどを駆使する人もいます。
とは言え、アナログ派もいるはず。
では就活手帳を買わなければいけないのでしょうか?
いいえ、無理に就活ビジネスに乗せられる必要はありません。
就活手帳は自分で作ってしまえば良いのです!
今回は手帳から始めるスケジュール術をお伝えします。
就活手帳とは?
巷の就活手帳を調べてみました。
2015年入社版 就職活動の神様の就活手帳 (ユーキャンの就職試験シリーズ)
デザインはシンプルな物が多く、サイズはA5サイズが一般的なようです。
通常のスケジュールの他に、
▼敬語や面接などにおけるマナー
▼エントリー企業/就活サイトのID・パスワード欄
▼履歴書の覚書(卒業年次や資格取得時期など)
就活ノートも兼ねたい場合は、
▼企業研究や説明会に行った時の記述ページ
などが主なコンテンツのようです。
普段の手帳にこれらをプラスすれば、あなただけの就活手帳になります。
マナーなどはネットで調べ手帳サイズに印刷すればOKです。
エントリー企業や就活サイトのID・パスワード覧は特にあると便利でしょう。
基本となる手帳
今使っている物を継続して使っても問題ありません。
ただ12月終わりのものだったら、少なくとも12月~来年の夏くらいまでの予定が途切れずに書けるものが良いですね。
今から手帳を買い替える人はこんな点に注意してみましょう。
▼小さいものは避ける(一日に複数の予定が書き辛い)
▼デザインはシンプルなものを(志望企業先で開くことを考えると、派手なものやキャラクターものは避ける)
▼1カ月見開きで見られるものと週間見開き(時間毎に区切られたバーチカルタイプ、又は左側に週間が書き込め右側がメモ欄のタイプ)の両方あるものがおすすめ
▼自由記述欄が広いと便利
▼手帳と共に持ち歩くボールペンはシンプルなものを(これもキャラクターものは避ける)
三菱鉛筆 ジェットストリーム Fシリーズ 3色ボールペン (ボールペン0.5mm黒・赤・青)
さらにカスタマイズして使いやすく
さらに筆者がしていた手帳の工夫を紹介します。
▼時事問題を年末に総ざらいし、一覧にして貼っておく
▼週間ページには新聞の一面記事と気になった記事の見出しを書いておく
▼卒業旅行で行きたい海外の絵葉書を挟んでやる気をあげる
▼付箋にエントリーシートの締め切りを書いて月間ページの日のコマに貼り、書き終えたらはがす
ココフセン CF-2002 ピンク
おすすめスケジュール術1 優先順位をつける
就活期は「人生で最も忙しい時期だった」と振り返る人もいる程忙しいです。
「時間の無駄だった」とならない為にも優先順位をつけましょう。
志望度の高い企業のエントリーシート(ES)や説明会は最優先します。
志望度が高ければESにも時間をかけたいものです。
逆に志望度が高くもないのに書く文量の多いESや、倍率が高くESの通過率が低い企業のものは優先順位を低くしましょう。
また、説明会の場所やテストセンターの受験会場といった立地にも注目し、効率的に予定を入れましょう。
おすすめスケジュール術2 メモ魔になる
とにかくメモをする癖をつけると良いでしょう。
この癖は社会人になっても役立ちますし、「後で書こう」は結構忘れてしまうものです。
また、アナログ派のデメリットは、リマインド機能がないことです。
定期的に予定を見直し、無理がないか、忘れていることはないか確認しましょう。
説明会などのドタキャンは本当に失礼なことですので、やめましょう。
おすすめスケジュール術3 メリハリあるスケジュールを
内定者の多くは「ちゃんと息抜きの日を作ることが大切」だと言います。
就活中にやりたいことを我慢する必要はありません。
筆者も地方の会社に面接に行った時は、1泊泊まって観光地を巡るなど楽しんでいました。
もちろん息抜きのしすぎはただの現実逃避ですので気をつけましょう。
さいごに
筆者は10月頃に、9月始まりで安くなっていた無印良品のB5サイズの大きくて黒い手帳を使っていました。
少し重かったのですが「早く就活を終えて手放してやる!」と思っていました。
道具一つで就活のモチベーションは変わります。
お気に入りの手帳と共に就活を乗り切りましょう。
(ライター:ゆい)