「あなたらしい写真」ってどう選べばいいの?エントリーシートに貼る写真を選ぶ3つのコツ
2013.11.21 97191Views
エントリーシート(ES)の中には、証明写真とは別に、「あなたらしい写真」を添付させるものがあります。
このようなタイプのESで困ってしまわないためにも、今回は自分自身を上手にアピールする写真選びのコツをお伝えします。
1.まずは「何をアピールしたいか」を考えよう
実際に写真を選ぶ前に、写真を通じて何をアピールしたいのかを考えましょう。
企業側は、「あなたらしい写真」を通じて、文章だけでは伝わらない学生の魅力を見つけようとしています。
つまり、「あなたらしい写真」の欄は、企業にとっては自己PRとほぼ同じ扱いなのです。
そこで、まずは自己PRと同じく、自分のどんな長所を伝えたいのかを考えましょう。
2.エピソードを組み立ててから写真を選ぼう
アピールポイントが決まったら、その長所を表すエピソードを考えましょう。
そして、そのエピソードを最もよく表している写真を選ぶようにしましょう。
例えば、筆者は「努力家」だという事をアピールするために、5年間かけてメタボリックシンドロームを克服したというエピソードを軸にしました。
そして、自分が一番太っていた時の写真を貼りました。
その時に、上記のエピソードと共に「持ち前の努力で肥満を克服したように、仕事における困難も乗り越えます」と写真の下に書き添えました。
効果的なPRをするには、自分の長所を示すエピソードを添えるのが一番です。
これは、「あなたらしい写真」においても同じ事。面接で「この写真について教えて下さい」と突っ込まれた時のためにも、エピソードをきちんと準備してから写真を選ぶようにしましょう。
3.自然体すぎるのも就活を意識し過ぎるのもNG
「本当の自分を知って貰いたい」という理由から、自然体すぎる姿を写した写真を貼る方がいます。
その心意気は素敵ですが、サークルで泥酔していたり、だらしない格好をしていたりする姿は、いくら「普段の自分」でもアピールすべきではありません。
ましてや、モラルに反する行為をしている姿は当然NGです。
逆に、スーツをばっちり着こんで撮った、いかにも「就活用」の写真も望ましくありません。
証明写真とは別に写真を添付させる背景には、「普段の学生の姿を見たい」という面接官の思いもあります。
「わざわざ就活用に撮った」と明らかにわかる写真では、魅力は伝わりません。
さいごに
写真は文章よりも強いインパクトを持ちます。
つまり、良いメッセージは効果的に伝わる一方で、悪いメッセージもよく伝わってしまうという事です。
暗い顔で覇気のない様子は、面接官によい印象を与えません。
逆に、自分が熱中できる事を一生懸命にやっている姿は面接官の胸を打ちます。
自分が一番輝いている時はどんな時か、考えながら写真を選んでみて下さいね。
(ライター:ナツキ)