[内定者インタビュー]インターンやOBOG訪問で多くの人と出会い、悔いのない就活を終えた金融業界内定者の場合
2013.10.31 492Views
今回は2014年卒の内定者インタビューをお届けします。
就活の栞でライターをやってくれている、トシさん。
彼は金融業界に内定しました。
彼は3年生の4月から積極的にインターンシップに参加し、金融業界に進みたいという具体的な進路を見つけられました。
それからも様々な業界を見るため精力的に活動を続け、たくさんの経験する中で、就活を"楽しかった"と感じたようです。
彼はどのような考えのもとに、どう行動していったのでしょうか。
1.就活の開始
――いつ頃から活動を意識されていましたか
就活に関しては3年の4月頃から意識していました。
活動を始めたのは5月頃で、外資系や国内企業が集まるセミナーなどに参加しました。
また、OBOGの方にお話を伺うことも多々ありました。
2.就活について
――本選考以前にはどのような活動をされたのですか
就活に対して多くの不安を抱えていたため、できる限りのことをして後悔のない就活にしようと考えていました。
そのため、幅広い企業のインターンやセミナーに参加することを心がけました。
――実際にどこのインターンシップに行かれたのですか
インターンシップの応募自体は3~40社とかなり多く出しました。
選考に受かった企業の中から選別し、実際に参加したのは5・6社でしたが、結果的に金融・メーカー・コンサルティングと様々な業界を見ることができました。
そして、興味があった金融に関しては、クレジット・銀行・証券などとほぼ全ての業態のインターンシップに参加しました。
自分が本当にやりたいことを見つけるためにも、企業も大手からベンチャーまで幅広く見るようにしました。
3.就活での工夫
――就活において、エントリーシート(ES)自己PRなどで工夫したことはありますか
夏の終わりぐらいから、他の方(先生・先輩・友人)にESの添削、模擬面接の練習に付き合ってもらうようにしました。
それまでは、全て自己完結してしまっていて、完璧だと思って選考や面接に望んでも落とされてしまうことが多かったです。
そこで、色々な人に見てもらうことで、他の人の意見も取り入れることを心がけました。
4.就活での苦労
――就活で大変だったことはありますか
スケジュール管理が大変でした。多くのインターンシップやセミナーに参加しましたが、学校のゼミや授業だけでなく、面接の練習やESの添削を頼んだり、OGOB訪問などしていたのでさらに時間がなくなり、スケジュールを管理するのに苦労しました。
ですが、その中でもきちんと遊ぶ時間も作り、息抜きができるように工夫していました。
そのおかげで様々な経験ができ、大変ではありましたが楽しい就活ができました。
5.内定先企業を決めた理由
――複数の内定先の中から今の内定先を選んだ理由はなんですか
「人」と「キャリア形成」の二つが大きな理由です。
まず、企業を決める決め手になったのは「人」です。
いくつかの内定先では、業務内容に大きな違いがなかったため、「どの会社の社員さんや先輩と働きたいか」ということが一番の決め手になりました。社風や先輩方の人柄など、どの企業が自分と相性がいいのかを重視しました。
二つ目の理由はキャリア形成です。
私は将来的に海外で仕事がしたいと考えていたので、どの企業であれば海外へのチャンスが大きいのかということは重視していました。
実際には取引先企業に多国籍企業がどれだけあるのか、海外に支店をいくつ持っているかなどを調べて決めました。
6.これから就職活動を始める学生の皆さんへメッセージ
皆さんに伝えたいことは、「悔いのない就活をしてほしい」ということです。
とにかく中途半端にやらない、ということが重要です。
これから10年以上勤める会社を決めるのですから、できることは全部やっておくことが大切です。
ESの添削や面接の練習は就活生にとってやりたくないものかもしれませんが、これからの10年と今一時の感情どちらが大事かを考えてみてください。
自分の将来のために、できることは躊躇せず全部やってみることをオススメします。
是非、皆さんには「悔いのない就活を」して頂きたいです。
さいごに
いかがでしたか。
トシさんはほぼ丸1年間、就活を行ってきました。
早くからインターンシップに積極的に参加することで自分の入りたい業界を見つけ、その業界の中でもやりたい仕事を絞り込み、そこで働いていくために必要な知識や情報を得るために、多くのOBOG訪問やセミナー参加などに取り組まれました。
就活に関するあらゆる活動において、トシさんは楽しんで参加されていました。
全てのことを楽しもうとする前向きな姿勢が、就活には必要なのかもしれません。
また、将来のために今できることは順に実行していくこと、自分が後悔しないように全力で取り組んでいくことも、就活では重要なことだと考えられていました。
是非、参考にしてみてください!