ゼミや研究内容をエントリーシート(ES)に簡潔に書く時のポイント3つ
2013.10.21 55350Views
履歴書やエントリーシート(ES)に書く機会の多い項目の1つが、ゼミナールや研究内容です。
「学生時代に頑張ったこと」としてアピールしたい人もいるでしょう。
ただ、自己PRや志望動機に比べれば、書ける枠が比較的小さいので、必要なポイントをわかりやすく伝える必要があります。
今回は、自分の研究内容を簡潔に伝える方法をご紹介します。
1.書く部分・話す部分を分ける
面接官はあなたの書いた履歴書・ESを見ながら面接をします。
そこで研究内容を聞かれた時、書いたままを答えてしまっては、話す必要がなくなってしまいます。
研究内容を説明するにあたって「書類に書く部分」と「口で話す部分」を分けましょう。
「どんなゼミなのか、抽象的に(履歴書・ES)」⇒「何をしてきたか等、具体的に(面接)」
と書類を入り口にし、面接ではもっと内容を深く掘り下げて話すと説得力があります。
ちなみに『自分がゼミでどんな役割だったのか(どう貢献したか)』も重要なポイントとなります。
自己PRだと思って、自分がどう活躍したかを伝えましょう。
2.専門用語は最小限にする
自分の研究内容を説明するにあたっては、専門用語は最小限にしましょう。
特に理系の専門研究をしている人は要注意です。
どうしても外せないキーワードを入れるのであれば、1つか2つ程度にしましょう。
その用語の詳しい説明は面接の際、自分の口で説明したほうがよいです。
学生に求めるものとしてよく言われる『コミュニケーション能力』。
相手にわかりやすく自分の言葉で伝えられることも、その能力の1つだと言えます。
初めて聞いた人にもわかりやすい説明を意識しましょう。
その分野に詳しくない友人や親に予め話を聞いてもらい、意味がわかるかどうかを教えてもらうのもおすすめです。
3.何を学んだかを明確にする
この項目を通して企業が知りたいことは、
『何に興味を持ち、何を学び、どう社会で活かせるか』です。
学んだことは、専門的な知識はもちろん、それ以外のことでも構いません。
筆者の所属するゼミナールでは、グループで研究を行いました。
そのため「メンバー内での報告・連絡・相談を欠かさないことの大切さを学びました」。と言ったこともあります。
なんとなくゼミに入った、では、企業の人にとってはあまりよいイメージはありません。
自分が何を学んだのかをしっかり伝えられるようにしましょう。
更に、その経験・得た知識を社会に出てからどう活かすか、まで言えることができたらかなりいい印象を与えることができます。
さいごに
いかがでしたか?
研究内容は、学業における学生生活のまとめとも言えます。
そして、元々学びたかったことの他にも、多くの学びがあるのではないでしょうか。
是非、この機会に「自分が何を学びたくて入ったのか」、「実際に何を学んだのか」、「これからどう活かすか」を振り返って考えてみましょう!
そこがはっきりすれば、自然と伝えるべきポイントも絞れ、きっと簡潔に伝えやすくなりますよ。
(ライター:きみこ)