お祈りフラグが出たら本当に落ちるの?面接でよく聞くお祈りフラグとその対処法

2013.9.26  15025Views

「お祈りフラグ」ってご存知ですか?

お祈りフラグとは、面接官の態度や発言のうち、面接の合否を察するためのヒントとなるものの事です。
インターネット上では、「面接官が○○だと落ちる」等、様々な憶測が飛び交っています。

今回は、その中から有名なものを3つご紹介します。

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1.圧迫面接だと落ちる


面接官が怖い顔をしていたり、質問に深く突っ込んで来たりするとプレッシャーを感じますよね。
このようなタイプの面接にあうと、多くの学生が「絶対に落ちた」とがっくりするようです。

しかし、面接が圧迫気味でも必ず落ちる訳ではありません。
深く突っ込んだり、意地悪な質問をするのは、面接官が話に興味を持った証拠です。

「詳しく聞きたい!」「面白い話だけど本当かな?」と思ったからこそ質問攻めにした可能性もあります。


また、生まれつき強面の面接官もいます。
「怖い表情=自分を嫌っている」とは考えないようにしましょう。
特に役員クラスには、威厳溢れる方が多いので、プレッシャーを感じ過ぎないようにしましょう。



2. 言い残した事を聞かれると落ちる


面接の最後に、「言い残した事はあるか」と確認される場合があります。
インターネット上では、これを聞かれると落ちると言われていますが、そんな事はありません。



学生が心残りに思わないよう、全ての学生に聞いている企業もあります。
決め手に欠けると思った学生に聞く企業もあるそうですが、その場合も「この学生の良さを見落としていないか」とポジティブな意味合いで聞く事が多いようです。

いずれにしろ、「全然アピール出来てないよ」というメッセージではないと知っておいて下さい。



3. 面接の時間が短い・質問が少ない


あらかじめ伝えられて時間よりも早く面接が終了したり、グループ面接で自分だけ質問の数が少なかったりするケースです。
「自分に興味が無いのでは」と思ってしまいがちですが、逆に面接官が「この子なら大丈夫」と太鼓判を押したからこそ...という可能性も。



一日に何組も面接を行う企業では、前のクールの時間が延びて次の回を圧迫してしまう事があります。
またグループ面接では、短時間で複数人と話をしなければなりません。

限られた時間の中では、明らかに合格しそうな人ではなく、当落線上にいる学生に多く質問する方が効率的です。
学生の隠れた魅力を発掘できるかも知れないからです。
そんな時、目立つ学生とは手短に話すだけ...となります。


大切なのは振り回されない事


お祈りフラグの噂に惑わされて、面接中に自分のペースを崩したり、過剰に落ち込む方がいます。

しかし、フラグはあくまでフラグ。
落ちたと思ったら合格していたケースはごまんとあります。
「これって落ちたサイン?」と不安がっていると、面接官にもその気持ちは伝わってしまいます。

「ビクビクしている子だな」と思われたら、それこそ不合格になるので、気にしない事が一番です。



さいごに


お祈りフラグについては様々な情報が飛び交っていますが、真偽のわからないものがほとんどです。
面接官の反応を元に軌道修正するのは良い事ですが、面接官も十人十色。
噂よりも、「目の前にいる人が自分をどう見ているか」です。

自分の目で確かめて見て下さいね。


(ライター:ナツキ)