金融業界を目指す方へ送る、就活本番前から取り組むべき3つのポイント
2013.9.18 1119Views
金融業界、一言でそう言ってもその業種は銀行から証券、投資信託、クレジット・・・と様々あります。
今回はそんな金融業界を志望している学生に向けて、就活本番前の今だからこそ備えることのできる3つのポイントをご紹介します。
1.説明会に必ず足を運ぶこと
この文句を見て面倒だな、本を読んで対策すればいいじゃないか、と思った学生もいるかもしれません。
しかし、それでは情報不足で必ず面接時にボロを出します・・・。
例えば銀行と言っても、都市銀行から地方銀行と数多くの銀行が日本には存在します。
そんなときに人事の方が聞いてくるのは「どうしてうちの銀行なの?」です。
これに関しては本を読むだけでは情報を得にくいことがあります。
なぜならば、金融の仕事はほとんどどこも同じだからです。
商社やメーカー業界と異なり、金融はどこも同じお金を扱う場所で、その業界・会社の特徴を見出すことは大変困難です。
そこで、必要なのは、説明会に足を運ぶことです。
そして、そこでその業界・会社の説明を聞き、社員と話す機会を得てください。
会社の人は自分たちの会社の特徴、他社の特徴をよくわかっています。その情報を参考にすることで、業界・会社の理解度も深まります。
2.インターンシップに参加すること
企業のことをよりよく知る方法として、実際の企業の業務を体験することをお勧めします。
その1つにインターンシップがあります。
特に金融業界は仕事が似通っているので、インターンシップに参加して社内からその特徴を掴むというのは良い方法です。
インターンシップは主に夏・冬に多く行われていますが、実は10月、11月の秋にもあります。
メガバンクはこの時期にインターンシップを行っており、参加者も少ないため倍率は低いです。
銀行業界を知りたい人には、まさにこの時期がチャンスです。
3.新聞を読むこと
最後のポイントに「新聞?」と思う人もいるかもしれませんが、実は新聞は現在の金融情報を知る良い手段です。
「昨日の金融マーケットがどう動いていたのか」、「世界のマーケットがどう動いているか」、それを知る最も簡単な手段は新聞です。
面接においては今の金融状況を聞く人事もいます。
かつて私自身が受けた質問に、「昨日の日経平均株価はいくら?」というのがあったくらいです。
備えあれば憂いなしです。
たからといって新聞を全部読むのは、時間がかかります。
就活は時間との勝負です。
経済面・金融面を重点的に読むほうが良いでしょう。
さいごに
いかがでしたか?
金融業界を目指すことは、その業界・会社の詳しい「知識」が必要となります。
別にこれまで金融に関わってきたことのない人でも、その業界に入りたいと思う気持ちがしっかりとあれば不可能ではありません。
金融業界を研究することは大変時間がかかります。
しかし、この研究は将来仕事を始めるときにきっと役に立つでしょう。
なぜなら、金融は、他のどの業界にも密接につながっている「お金」を扱う業界なのですから。
(ライター:トシ)