通過する志望動機にするために!オススメの3つの方法

2013.9.12  7419Views

面接で必ずと言っていいほど聞かれる志望動機。

何度練り直しても、面接官を納得させられるか不安ですよね。
今回は志望動機をブラッシュアップするための3つの方法をご紹介します。


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1.志望動機の主語を「私」にしよう



面接の冒頭で、よく面接官が「自分の言葉でアピールして下さい」と言っているのを耳にします。
パンフレットや説明会で採用担当者が説明した事をそのまま志望動機として述べる学生が多いため、このような言い回しをするのだとか。

志望動機では、自分自身の考え(どこに魅力を感じ、どこが自分に合うと思ったのか)を述べましょう。


そこでお勧めしたいのが、志望動機の主語を「私」にする事です。
まずは主語が「企業」の例を紹介します。

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「御社は顧客満足度調査において一位の企業なので志望します」
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これを「私」を主語にすると、自分が思った事、感じた事、経験した事から、企業の魅力を語れるようになります。

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「私は、仕事の価値を決めるのはお客様だと考えています。企業がどんなに高性能な商品でもお客様に認めて頂けなければ自己満足に過ぎません。そのため、顧客満足度の高い企業で働き、お客様に喜ばれる仕事がしたいです。顧客満足度調査で一位の御社でなら、それが出来ると思い、志望します」
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こうすると、学生自身について企業側が理解しやすくなります。
あくまで自分の考えや経験から導き出しているので、グループ面接で志望動機がまるかぶりする心配もなさそうです。


2.固有名詞を消してみよう



例えば、ABCチョコレートという主力商品を持つ菓子メーカーへの志望動機を考えるとします。

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「私は御社のABCチョコレートを幼いころから食べていました。食べている時に味わった幸せな気持ちを多くの子供たちに届けたいと思い、志望します」
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一見するとオリジナリティーがあり、この企業のためだけに作られた志望動機に思えます。
しかし、文中のABCチョコレートは他社の製品名に置き換えられますよね。

このような志望動機からは「他社ではなくこの企業を志望する理由」が伝わってきません。
企業名や製品名等の固有名詞でしか企業の特色を述べられていないからです。

そこで、志望動機を一度読み返して固有名詞を全て消しましょう。
自分が魅力的だと感じた企業の理念、働き方、ビジネスモデルを探して、固有名詞に頼らないアピールを心掛けてみましょう。


3.志望する企業での仕事を社員の方に確認しよう



筆者自身の体験談です。
ある製パンメーカーの最終面接で志望動機を聞かれ、「業務用営業部が強い御社で働きたい」と答えました。
すると面接官はなぜか首をかしげ、「君の言う業務用というのは、冷凍パン事業部の事かな?」と一言。
確かにその企業では、ホテルやベーカリーに業務用の製品を卸す営業活動を行っていました。
しかし、名称は業務用ではなく冷凍パン事業部であり、正確な部署名さえ知らなかった私は不採用になりました。


志望動機を「自分のやりたい事が出来る」という軸で作っている方には特に気をつけて欲しいポイントがあります。

その「やりたい事」が、その企業でできるのか、出来るならどの部署か、新卒でも入れるのか、今後縮小する等の予定はないか―確認する事です。

もちろん部署名等は間違えずに覚えましょう。
そのためにはOB訪問等を通じて現場の方に聞くのがお勧めです。

自分から「やりたい」と言ってしまったからには、きちんと調べて、深く追求されても答えられるようにしましょう。


さいごに



「志望動機を書くのが苦手...」という方は多くいます。
苦手だからとつい避けたまま何も考えずに面接に臨んではいませんか?
苦手な人が多いという事は、裏を返せば少し上手くなるだけで周囲に差をつけられるという事です。

考えれば考えるほど、志望動機は上手になります。
めげずに磨き続ける事が大切ですよ。


(ライター:ナツキ)