インターンシップに参加する前に!覚えておきたい心構えと企業の選び方
2013.6.25 2688Views
今回はインターンシップにおける心構えとインターン企業の選び方についてお伝えします。
1.無理してインターンに参加しない
既に行きたい企業が明確ならばいいのですが、志望業界も固まっていない夏前から「インターンシップをしろ!」と言われても困ってしまいますよね。
かくいう筆者も夏休みのインターンを受けようとしましたが、選考に落ちてしまいました。
結果的に夏休みを謳歌し、この夏の経験が就活本番で活かされたりもしました。
ほとんどの人は次の春休みに遊べないはずです。
ぜひ長期休暇にしかできないことをしておきましょう。
とはいえ、「就活」の足音が迫る夏休み...なんとなく何かしてないと不安になるくらいなら、好きなことを好きなだけして「自分が何に興味があるのか」をなんとなく考えてみたり、アルバイトで稼いだお金の一部を就活資金として貯金してみてはいかがでしょうか。
夏休みを楽しみつつ、次第に就活モードへ切り替えられると、良いスタートダッシュがきれますよ。
2.あえて興味のない業界を受けてみる
「食わず嫌い」でその業界を無視してしまうのはもったいないことです。
興味が湧いたり、興味は無くとも業務内容に適性があったり、その業界の雰囲気や社風が肌に合っていると気付いたりする可能性があります。
実際に働いている社会人やその業界を目指す学生、つまりは将来の上司や同僚となりうる人と「ウマが合うか」を見極める良い機会でもあります。
また、興味のない業界のインターンであっても、社会の仕組みを学ぶといった意味で良い経験になります。
筆者は金融業界に全く興味が無かったのですが、あえて生命保険会社のインターンに参加しました。
「お金の流れ」は社会全体に通じることです。
たとえ他業界を受けることになっても、そこで学んだことは活かされたので、参加して良かったと思っています。
3.憧れの業界を受けてみる
出版、広告、商社...ドラマで描かれるようなキラキラした業界に、多くの学生は惹かれがちです。
ぜひとも憧れの業界にインターンで挑戦し、現実を知りましょう。
インターンにはいわゆる「意識の高い学生」が集まる可能性が高いです。
周りの学生のレベルを知る...と言った意味でも有効です。
「数カ月後にこの人達と同じ土俵で戦えるか?」を想像してみましょう。
また、華やかな業界ほど、表向きの華やかさから想像できないような地味で辛い仕事が多かったりします。
実務を経験したり、社員さんに伺ってみたりして、「厳しさ」を知っておきたいものです。
さいごに
筆者は秋の短期インターンに2社参加しましたが、その2社の業界は一切受けませんでした。
いずれも「肌に合わない」「内定をとれる気がしない」と感じたからです。
それが就活の省エネ化に繋がりました。
インターンに参加しないことが決して不利になるわけでもありませんし、参加して「合わなかった」という感想をもつことも十分な収穫ではあります。
まずは幅広い視野をもち、「大学生の社会科見学」位の気持ちで気楽にインターンに挑戦してみてはいかがでしょうか?
<参考記事>
●インターン今昔物語!夏にインターンへ行っとくべきなの?
(ライター:ゆい)