総合職と一般職の違いとは?

2013.4. 8  606911Views

今回は、女子学生ならば知っておきたい、「総合職と一般職の違い」についてです。

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総合職とは?


総合職とは、

「総合職(そうごうしょく)とは、総合的な判断を要する基幹的業務に従事する企業の正社員のこと(wikipediaより)」

であるとされています。
将来的に管理職になることを期待された幹部候補でもあり、仕事内容は多岐にわたります。
将来のキャリアによって事務系総合職、技術系総合職と分かれており、大学の専攻によってエントリーする職種を選択することができる企業もあります。

事務系総合職は将来的に、

・営業、マーケティングなどの企画職(商品開発、広報等)、営業企画、購買、管理部門(人事・経理・総務・法務)など

の仕事に就くことができます。

技術系は将来的に、

・研究、生産、などの技術職

の仕事に就くことができます。

どの職種に就くかは企業によって異なりますが、

・数年ごとのローテーションで様々な職種を経験させる
・学生の適性を見極めて職種を決め、その後必要に応じて配置・職種転換させる

などと、様々な職種を経験させることが予め決まっている企業もあれば、必要に応じて職種転換させる企業もあります。
もちろん、適性があれば最初に就いた職種をずっと全うすることも。
職種や職種転換があるため、転勤などが発生することもあります。

仕事内容に関しては、次のものを参考にしてみてください。

営業職について理解しよう

企画職について理解しよう

一般職とは?


一般職とは、

「一般職(いっぱんしょく)は、日本の正社員のコース区分で、定型的・補助的な業務を行う(wikipediaより)」

であるとされています。
総合職を補佐する業務であるため、仕事の範囲としてはそこまで広くなく、比較的定型業務が多いです。

仕事内容に関しては、こちらを参考ください。

事務職について理解しよう

総合職と一般職の違い



両者の違いは、一般的に、

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●仕事の責任の度合い (総合職のほうが負う責任が多い)
●基本給の差 (基本的に、総合職のほうが設定された基本給は高め)
●昇給の上がり幅の違い (一般職は給与が上がりづらい)
●評価 (一般職は評価基準が曖昧なため、評価がされにくい)
●異動の有無 (総合職は配置転換や職種転換などが発生する可能性が高い)
●転勤の有無 (総合職は本社以外に事業所や支社がある場合は転勤の可能性がある)
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といった違いがあります。

もちろん企業によって多少の違いはあります。
自分が何の優先順位が高いのか、どのように仕事をしたいのか(時間等)を考え、どちらがより自分に合いそうか、考えてみてくださいね。

また、両者は選考の時期も異なります。
総合職を先に選考し、ある程度総合職の選考が落ち着いてから一般職の選考を開始する企業が多いです。
例えば、総合職のエントリーシート受付は2月から、一般職は4月半ばから開始、というように分けていることも。

どちらが自分に合うか悩んだら、選考時期も違うので両方とも受けてみるのも手かもしれません。

※一般職のほうが育休産休が取りやすいかというとそうではありません。
総合職でも取ることができますし、一般職でも取りづらいこともあります。
職種よりも、企業の考えや体質等によって取りやすさが変わってくることが多いようです。

総合職とも一般職ともいえない職種も


最近では一般職といっても仕事の内容や幅は様々で、金融や総合商社などは「業務職」として事務職よりももう少し専門的な知識を用いたり、業務の幅が広かったりする職種の設定もあります。

また、特定総合職やエリア総合職など、総合職よりも責任や業務の幅、昇給や昇格、転勤の範囲を狭めた職種設定もあります。これも金融に多いです。これらは総合職と比べると給料が低めに設定されているケースが多いようです。

一般職だと物足りないけど、総合職は転勤があるから悩む...という方は選択肢として検討してみては。



いかがでしたか。
職種選択の際の参考にしてくださいね。