就活にも応用できる!すぐに読めて上質な知識を吸収出来るビジネス書まとめ
2013.3.19 2405Views
就活を行っていると、以前よりも社会に対して興味が湧いてきますよね。
今までは何となく他人事であったことが、少しずつ自分事になってくるからでしょうか。
就活関連の本も面白いですが、たまには背伸びをしてビジネス書を読んでみるのも面白いかもしれません。
就活に応用出来る知識・考え方を得られることも多いです。
ニュースなどは普段からチェックされている方も多いと思いますが、グループディスカッション(GD)や面接で、幅広い知識を持っていないと不利な状況になる質問が投げかけられることもありますので、持続的に勉強しておくのがオススメです。
でも、いざ「勉強するぞ!」と意気込んでも、本屋にはあまりにもたくさんのビジネス書が並んでおり、どれから読んでみればいいのか分かりませんよね。
しかも、難しそうなものがほとんどです...。
長年読み続けられている古典的な書籍を選べば、ハズレは無いと思われますが、忙しい選考の合間を縫って読むには、少々読み終えるのに時間がかかります。
また、初学者の段階で難しい用語ばかり並んでいる本を読んでも、頭に内容が残りません。
そこで今回は、普段あまりビジネス書を読まない方でも、最後まで楽しみながら読み切れるビジネス書を「経済」「発想法」「論理的思考」「働き方、生き方」「マーケティング」「伝え方」の6項目に分けてご紹介させて頂きます!
経済編
経済を勉強することによって、普段読んでいるニュースへの理解が深まり、自分の意見も持てるようになります。
今回ご紹介する本は、全く経済の知識が無い方でもすぐに読み終えることが可能で、知識もしっかり吸収出来るものばかりです。
▼『今までで一番やさしい経済の教科書 』(木暮太一/ダイヤモンド社)
▼『この世で一番おもしろいミクロ経済学――誰もが「合理的な人間」になれるかもしれない16講 』(ヨラム・バウマン著/ダイヤモンド社)
▼『この世で一番おもしろいマクロ経済学――みんながもっと豊かになれるかもしれない16講 』(ヨラム・バウマン著/ダイヤモンド社)
▼『経済ってそういうことだったのか会議 (日経ビジネス人文庫) 』(佐藤雅彦、竹中平蔵 著)
発想法
選考では、いわゆる"クリエイティブ問題"を解く時以外でも、アイディア力が問われる機会が多いです。
発想法を知っただけでいきなりクリエイティブな人材になれるわけではないですが、自分に合った方発想法を知っておくと、選考外でも非常に役に立ちます。
▼『考具 ―考えるための道具、持っていますか? 』(加藤昌治/阪急コミュニケーションズ )
▼『デザイン思考が世界を変える―イノベーションを導く新しい考え方 (ハヤカワ新書juice) 』(ティムブラウン著)
論理的思考
今後社会に出るにあたって、必ず鍛えていかなければならないのが、論理的思考能力です。
就活を始めてから、必要性を実感している方も多いのではないでしょうか。
論理的思考について書かれた古典的な書籍は特に読みにくいので、上記の本を読んでから古典的な書籍を手に取ることをオススメします。
▼『3分でわかる ロジカル・シンキングの基本 』
▼『地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」 』(細谷功/東洋経済新報社)
働き方、生き方
服や音楽を選ぶ時のように、働き方や生き方についても、多くのもの(事例)を調べてから、自分の好みを見つけていきましょう。
調べていくうちに、「こんな生き方ありなの!?」と一気に価値観が変わることもあります。
▼『入社1年目の教科書 』(岩瀬大輔/ダイヤモンド社)
▼『僕たちはガンダムのジムである 』(常見陽平/ヴィレッジブックス)
▼新装版 ほぼ日の就職論「はたらきたい。」 (ほぼ日ブックス)
▼『採用基準 』(伊賀泰代/ダイヤモンド社)
マーケティング
「マーケティングが好き」という方は多いのですが、話を聞いてみると、興味があるのはマーケティングの一領域であるプロモーションのことだけを指していることが多いので、当記事ではプロモーション寄りの本を多く紹介させて頂いています。
興味のある部分から学び、より深く追求していきたいと思った方は、『新版MBAマーケティング』などを読んでみてください。
▼『明日のコミュニケーション 「関与する生活者」に愛される方法 (アスキー新書) 』(佐藤尚之)
▼『新版 戦略PR 空気をつくる。世論で売る。 (アスキー新書) 』(本田哲也)
▼『100円のコーラを1000円で売る方法 』(永井孝尚/中経出版)
▼『グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ 』(デイヴィッド・ミーアマン・コット、ブライアン・ハリガン/日経BP社)
伝え方
「相手に刺さる伝え方」を考えるのは、内定を勝ち取るためには避けて通れませんよね。
就活を通じて、敬語やマナーをどんどん覚えていくようにしましょう。
プレゼンテーションの技術はほぼそのまま面接に応用出来ますので、参考にしてみてください。
▼『伝え方が9割 』(佐々木圭一/ダイヤモンド社)
▼『できる大人のモノの言い方大全 』(話題の達人倶楽部/青春出版社)
●『コクヨの1分間プレゼンテーション 』(下地寛也/中経出版)
さいごに
いかがでしょうか。
余談ですが、本を選ぶ際には著者の経歴もチェックしてみましょう。
"どのようなキャリアを歩んできたのか"に注目してみると、内容の信憑性を判断することが出来ます。
また、内容が面白いと感じた本の著者が在籍している・在籍していた会社を調べてみると、意外な出会いがあるかもしれませんよ。
読書は、企業探しにも役立つことがあります。
当記事で、ほんの少しでもみなさんの就職活動に役立つことが出来れば、光栄です。
(ライター:まちゃ)