何も考えずに参加していませんか?企業説明会の機会を無駄にしないポイント
2013.2. 5 4622Views
自己分析や、ESの提出などの合間を縫って参加しなければならない企業説明会。
せっかくの出会いの機会ですから、少しでも興味を持った企業であれば、是非足を運んでみたいものですよね。
しかし、企業の説明会を終えた後、相性の差はあるのせよ、毎回心の底から「勉強になった!」、「充実した時間だった!」と言えるでしょうか?
約2時間から3時間におよぶ企業説明会。
何も学ぶことが出来ないのであれば、正直家でゆっくり自分と向き合っていた方が良いのでは。
身だしなみを整えたり、会場まで移動したりと、企業説明会に参加すると、意外と多くの時間を使ってしまうものなのです。
せっかく参加するのであれば、なるべく意義のある時間にしたいですよね。
そこで今回は、企業説明会に参加する際に、より多くのことを学べるようになるためのポイントをご紹介致します。
説明会の目的を明確にする
企業説明会に参加する際には、
事前に必ず、「自分はこの説明会で何を得たいのか」を明確にしておくことがポイントになります。
まずは、自分に「説明会が終わった後、自分はどんな状態になっていればベストだろうか」と問いかけてみてください。
●ビジネスモデルが理解出来ていれば良いかな
●気になる社員の方の連絡先が聞けたら嬉しいかな
●同じ業界を目指す学生を見つけたら、友達になっておきたいな
などなど、人それぞれ様々な答えが出てくると思います。
そして、得たい情報・学びたい内容を少しずつ明確にしていきましょう。
慣れないうちは、書き出してみても良いかもしれません。説明会中は、最初に決めた理想像を目指しながら、行動してみてください。
「何だ、そんな簡単なことか」とあなどるなかれ。
ゴールは明確であればあるほど、走りやすくなります。
留学に行く前に、何を学ぶかしっかりと決めずに飛び込む場合と、学ぶべきことを決めてから飛び込む場合。
どちらの方が生産性が上がりそうですか?
何事も事前準備が肝心です。
もちろん、状況に合わせて軌道修正もきっちり行っていきましょう。
終了後は振り返ってみる
得るべき情報・学ぶべき内容は人それぞれ違います。
「何となく良かったなぁ」、で終わらせるのではなく、しっかりと吸収すべきことを吸収していきましょう。
「自分はこの説明会で何を得たいのか」を決めておくと、ただ漠然と席に座ってメモを取っていた時よりも、確実に説明会の内容が頭に残っているはずです。
また、説明会終了後には、目的に対してどのくらいできたのか?簡単でもいいので振り返ってみましょう。
ビジネスモデルは理解できたのか、社員の連絡先が聞けたのか、就活仲間を見つけることができたのか...
出来なかったのであれば、どうすればより良くなるか考えると、次の説明会で更に有意義なことが学べるかもしれません。
嘘だと思って、1度試してみてください。
さいごに
いかがでしょうか。
留学の例をあげましたが、事前に「これが終わった後、自分はどんな状態になっているとベストだろうか」と問いかけることは、どんな分野においても大事なことです。
でも、効率だけを追い求めるのはちょっぴり悲しいですし、感覚だけで行動することが正解である時もあります。
何事もバランス良く、ですかね。
当記事で、ほんの少しでもみなさんの就職活動に役立つことが出来れば、光栄です。
(ライター:まちゃ「eco×cawaii project」)