あなたは大丈夫?残念なエントリーシート(ES)になってしまう5つの注意事項

2013.1.21  7364Views

今回は、残念なESになってしまう5つの注意事項を紹介致します。



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1.字が雑、汚い



字は丁寧、綺麗に越したことはありません。
それは分かっていても、何枚ものESの締切に追われていると、つい雑で汚くなってしまいがちです。

ESは提出期限に余裕を持って仕上げましょう。
また、線が入っている用紙を下敷きにするなどして、まっすぐ見やすく書くことも大切です。


2.期限が過ぎている



当たり前ですが、期限はしっかり守りましょう。

郵便で出す場合、期限内に届くか心配なときは、多少お金はかかりますが速達で出しましょう。
せっかく書いたESも、期限が過ぎてしまえば見てもらうこともできません。
提出期限は忘れないよう、就活手帳に記入しておきましょうね。


3.内容を盛り込みすぎる



例えば、「あなたが入社して成し遂げたいことを述べよ」とあった場合、営業で全国一位になりたい、新しい商品を企画して世界に広めたい、会社を急成長させたい...と、あれこれやりたいことがあるのは素敵です。
しかし、限られたスペースの中にこの内容を盛り込むと、どうしても字が小さくなってしまい見にくいです。

そればかりか、字数制限のあるESでは、あれもこれも書こうとすると1つのことが抽象的になりやすく、本当に成し遂げたいことが明確になりにくいです。

ESのスペースや文字制限を考え、絞るところは上手に絞りましょう。


4.「志望動機」が「自己PR」になっている



あなたの「志望動機」は「自己PR」になってはいませんか?

「自分の持っている能力が貴社に生かせる」、「自分の持っている能力を発揮して貴社に貢献したい」とアピールすることは大切ですが、志望動機はあくまで志望動機です。
なぜその会社を志望するのか、その理由を書きましょう。

自分をアピールしたい気持ちは分かりますが、自己PRを聞かれていないところまで自己アピールすると、自己主張が激しい人にうつりかねません。
少し注意してみてくださいね。


5. 内容が一致していない



例えば、最初に「私の強みは集中力があるところです。」と書かれているのに、それに続く内容は「水泳の試合で1位になることを目指し、3年間毎朝7時から1時間の朝練を欠かしませんでした。」という場合です。
その場合、最初の一文は「継続力」などの方が内容にはふさわしいのではないでしょうか。

または、最初の一文で「集中力」をアピールするのであれば、内容の方を変えるべきですよね。

こんな風に、書いているうちに無意識に内容が一致しなくなることがあるので、ESは必ず見直しましょう。


さいごに



企業には何百枚、何千枚ものESが送られてきます。
その中で、内容が良い悪い以前に、句読点がなく読みづらいものや、誤字脱字があり明らかに見直していないものなど、基本中の基本ができていないものはすぐにはじかれてしまいます。

手をかけたESかどうか、人事にはすぐ見抜かれてしまいます。
ESはじっくり内容を練り、丁寧に仕上げたいですね。

(ライター:まい)