学生団体に所属している人が就活で気をつけたい3つのこと
2013.1. 8 7962Views
こんにちは、学生ライターのまちゃです。
遊び・部活・バイト・サークル・などなど、大学生活を充実させる手段には、様々な選択肢があります。
その一つとして、学生団体を選ぶ方も大変多くなってきたのではないでしょうか。
メディアに取り上げられたり、企業とコラボしてイベントを行ったり...。
学生主体と言えど、社会への影響力もあなどれません。
しかし、そんな"一見人とは違う活動をしてきた"はずの学生団体に所属していた方が、就職活動において思うような結果を出せないことがあります。
せっかく頑張って取り組んできたにも関わらず、経験を活かせないのはとてももったいないですよね。
そこで今回は、学生団体に所属していた方が就職活動において気をつけておくべきことを、3つの項目に分けてお伝えします。
1.結果だけに焦点を当てない
学生団体に所属している方の中には、イベントの開催や商品開発など、大規模なことを経験してきた方も少なくないはず。
結果ももちろん評価されますが、全国に就職活動をしている学生は数え切れないほどいます。
採用担当者の方からすれば、いくら我々学生にとって大規模な経験でも、所詮はありふれた経験に過ぎません。
"学生だからこそ"企業が協力してくれて成功したイベントであることもあります。
だから選考では結果のみを重要視するのではなく、結果に至るまでのプロセスを何度も質問してくるのです。
プロセスの中に、みなさんの個性が隠れています。
大規模な経験をしていると、成功までのプロセスを適切に言語化することをおろそかにしがちです。
上手くいった点、反省しなければならない点、個人としてはどのような仕事をしたのか、周囲とはどのような関係を築いたのか。
しっかり振り返ってみましょう。
2.中途半端な知識なのにビジネスをドヤ顔で語らない
もちろん全員に当てはまる話ではないですが、学生団体に所属している方の中には、面接中に知ったような口でビジネスを語る方もいます。
営業・企画・組織の運営を社会に出るまでに経験するからでしょうか。
学生同士で議論をするならまだしも、相手はプロです。
毎日最先端の情報を得るよう心がけ、現場で必死に働いている方が、アマチュアである学生にビジネスを語られても、不快なだけですよね。
学生ならではの常識に捉われない発想や、おもしろい考察を話すのならば構わないかもしれませんが、基本的に相手の土俵に入って、にわかに覚えた知識でビジネスをドヤ顔で語るのは避けた方が良いでしょう。
3.学生団体に所属していない人を見下さない
学生団体に所属していると、大人の方と話す機会や、派手に見える活動も増えるため、周囲の学生よりも一歩先を行っているように考えてしまいがちです。
挙句の果てには、学生団体に所属せず、サークルやアルバイトに重きを置いている方を見下してしまうこともあります。
「何で僕は(私は)こんなに頑張っているのに、みんなはゆっくり生活しているの?」
とでも言ったところでしょうか。
価値観が合わない人がいるのは当たり前です。
社会貢献やビジネスだけが、この世の全てではありません。
様々な価値観を受け入れられる余裕を持ちましょう。
<参考記事>
●残念な「意識の高い学生」で終わりたくないアナタがこだわるべきこと
さいごに
いかがでしたか。
先にも述べましたが、上記に挙げた悪い例は学生団体に所属している全ての方に当てはまるものではありません。
基本的には、良い意味で"意識が高い"方ばかりです。
それでも、3つの項目の中には何かヒントがあるかもしれません。
学生団体に所属している方は、ときどき見返してみてください。
(ライター:まちゃ)