面接中の企業の志望順位を明確にする3つのステップ
2012.4. 4 1761Views
面接が本格化してくると最終面接に進みだす企業も出てきます。
そんな時に、
「そもそもこの企業って行きたいのかな。内定はほしいけど...」と
第1志望なのかどうか迷ってしまう場合があります。
他にも「全部よく見えてどこに行きたいか分からない」と戸惑うことも。
しかし、迷っている状態では言葉に力が乗らず、面接で良い結果を出すことが難しくなります。
そのため今回は、「企業の志望順位を明確にする方法」を3つのステップに分けてお伝えします。
1.一つの表に選考中の企業をすべて並べて、同じ基準で比べる
みなさんは個別の企業研究をしているでしょう。
その中で以下の表のようにひとまとめにしたことはあるでしょうか。
このように同じ表の中で比べてみると、
例えば企業理念の共感度合を比較できるようになります。
横軸の「企業理念」や「社風」等は、『あなたが大事にしたいこと』を入れます。
「業績」「仕事内容」「やりがい」「成長できそうか」など、自分の大事にしたいことをいくつかあげ、
入れ込んでみてください。
2.点数化してみる
次にざっくりと「○=5点、△=3点、×=0点」で点数を付けてみます。
こうして見ると志望度の高さがあいまいであった企業に
明確に順位を付けることができます。
3.アレンジしてみる
アレンジすることは3つあります。
1つ目は、横軸の「企業を比較する基準を自分で増やしていく、深めていくこと」です。
例えば「社風」といっても一言では表されず、
「先輩と後輩の関係」「先輩同士の関係」「経営者と部下の関係」のように細かくできるかもしれません。
2つ目は「大切にしている基準は点数を上げること」です。
「何をするよりも誰とするかが大事!」という人は社風に、「土日は趣味に没頭する!」という人は休日に+5点になるかもしれません。
3つ目は「友達や親と会話しながら表を埋めること」です。
会話であれば「なんでこの社風好きなの?」と問いが自然に生まれて
面接の練習にもなります。
また何気ない会話の方が自分の本音に気付くことができます。
最後に
いかがでしたでしょうか?
なかなか目に見える形で企業を点数に落とし込む機会は少ないと思います。
この表を使うことで、
「志望度が高いと思っていたけど実は低かった」、
「B社より点数低いのにA社が好きな理由は、社風が合うからだ」と本音に気付けます。
この表を叩き台にみなさんオリジナルの企業比較表を作ってみて下さい。
応援しています!
(ライター:Souta 『それでも就活にイエスと言う 』 )