なぜか一次面接を突破できない方へ送る、5つのチェックポイントと改善策

2012.2.27  41602Views

面接を経験していくと、「エントリーシートは通るのに、なぜか一次面接が突破できない...」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?

「エントリーシートは通過したのに、なぜ一次面接は通過できないのだろう?」と思い悩んでしまうのも無理はありません。
ですが、必要以上に落ち込まないでください。

今回は一次面接を突破するためのチェックポイントをご紹介していきます!

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ポイント1.身だしなみ・表情は大丈夫?


一次面接の所要時間は15分~30分程度の短い時間が多いです。

この短い時間のなかで合否が決定するわけですから、「第一印象」が非常に大切になってきます。

・スーツはよれていないか
・寝ぐせはついていないか
・靴のかかとはすり減っていないか
・表情は硬すぎないか

こういったポイントにはしっかり気をつけるようにしてくださいね。

最寄りのトイレなどでチェックを欠かさないようにしましょう。
特に、雨や風の強い日には髪型が乱れがちなので注意してください。

ポイント2.エントリーシートを丸暗記していませんか?


次のチェックポイントです。

就活生の方と面接練習をしていると、どうもエントリーシートの内容を丸暗記している印象があります。

エントリーシートに書いてあることに沿って話をするのは原則なのですが、一言一句を再現する必要はまったくありません。

むしろ暗記している文章を思い出そうとすると、視線が上に向いてしまったり、まばたきが多くなったりして印象が悪いです。
どうしても「自分の言葉で話してないな」という評価につながってしまいます。

これは慣れの問題でもありますが、身近な方と面接練習を重ねて本番で通用するようにするのがいいでしょう。
なお、面接練習ではある程度の緊張感を持っておくと実践的ですね。

ポイント3.志望動機はブラッシュアップしていますか?


これができていない方が非常に多いですね...。

エントリーシートは面接の1カ月前~2週間前くらいの時期に提出することが多いです。
さらにエントリーシートの通過連絡から面接までも数日あります。

この期間に志望動機をしっかり考え直すようにしてください。

もちろん熟慮してエントリーシートの志望動機も書いているとは思うのですが、1か月~数週間も時間があったのに、エントリーシートから発展がないと面接官も寂しく感じます。

方向転換をしてみるもよし、方向性はそのままにさらに研究をするのもよし。
とにかく志望動機のブラッシュアップをやってみてください。

ポイント4.企業研究は十分にやっていっていますか?


これも志望動機と似ているのですが、面接に行くのに企業に関する知識が不足している人が多いです。

もちろん一次面接ですから、マニアックな知識がなくてはいけないわけではありません。しかし、業界の仕組みや規模、企業の事業内容くらいは基礎知識としてしっかり把握しておきましょう。

私が就活生と面接練習をする際には、かならず「志望業界の特徴を教えて?どんな業界なの?」と質問します。

この質問をみなさんも自問自答してみてください。
「うまく回答できないなぁ」という方は企業研究が不足しています。

※参考記事
業界分析をスムーズにこなすための5つのポイント
ライバルと差がつく!企業分析・複数企業分析のポイント
業界・企業分析で陥りやすい3つのNGパターンとその解決策

ポイント5.長々としゃべりすぎていませんか?


最後のチェックポイントです。

面接では、1回の質問に対してコンパクトに応答することが大切です。

最初のうちはとても難しいのですが、
回りくどい回答をしてしまうと「論理力がないな」と評価されてしまいます。

起承転結を意識しつつ、長くても1分程度に抑える努力をしてみましょう。

特に、一次面接では集団面接で15分という場合も多いです。
1人で長々しゃべりすぎると印象が良くないので気をつけてください。

対策としては、模擬面接がお勧めです。
先輩の内定者や友人と一緒になって、本格的な模擬面接を数回行ってみてください。

可能であれば部室や貸会議室を用意すると臨場感があっていいですね。
15分~30分で時間を設定して、その間は途中で区切らず、本番さながらの雰囲気を演出してみましょう。

さいごに


いかがでしたか?

「あ、これ私だ...」という項目があった方は是非その点を意識して面接に臨んでみてください。

筆者自身は、ポイント3に苦戦しました。
志望動機がうまくいかずに落ちたことが複数回あります。

しかし、ポイント1~5のように問題を明らかにすることによって、対策を立てることができます。

しっかりとこれまでの面接を振り返り、反省するようにしてみましょう!

それでは、また。

(ライター:KSG「就職活動支援サークル よこりく」)