就活しているのに「できていない」と悩んでいる方へ送る、3つのアドバイス

2012.1.12  3583Views

こんにちは、ライターのKSGです。




就活が本格化してくる時期に問題になってくるのが、就活をしっかりやっている人に限って「実際にはちゃんとできていないのではないか」と悩んでしまうことです。


そこで本日は、就活をしっかりやっているにもかかわらず、「できていない」と思い込んでしまっている方へアドバイスをお送りいたします。


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1.悩んでいるのは行動しているから!






まず、皆さんが悩んでしまっているのは「就活をしっかりやっているから」であることを認識しましょう。


悩んでいることを恥じる必要は全くありません。
そもそも就活を一所懸命にやっていなければ、深刻な悩みなど出てくるはずがないのです。


「就活セミナーで模擬面接をして、面接官にものすごくダメ出しをされた」
「会社説明会で意味のわからない質問をしてしまった」
といった小さな失敗がきっかけで悩んでしまう人が多いですね。


皆さんは立派な就活生ですから、「悩んで当然」なのです。




2.「もう自分はダメだ...」はもう止めよう!






次に、悩み方について考えてみましょう。


悩みがちな方は時に自分を追い込みすぎてしまいます。
他人から見ればすぐに解決できるような悩みであるのに、自分ひとりで考え込んでしまい、最後には自分を全否定してしまうのです。


例えば、「今日の模擬面接で面接官に納得してもらえる答えを言えなかった。もうダメだ...」と悩んでいる方がいるとします。


「もうダメだ」は自分を崖から突き落としてしまう最悪の悩み方です。
自分のことを「もうダメだ」なんて言ってしまったら、気分はますます落ち込むばかりですよね。


悩むのであれば、「今日の模擬面接で面接官が納得してくれなかったのはなぜだろう?私はどうすればいいのだろう?」など答えを出すことができるような悩み方にしてみましょう。


そうすれば、「今日はまったく話を整理できていなかったし、相手の顔を見ていなかったからだ!」と解決策を考えることができます。


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◆「もうダメだ...」からの脱却思考法


1.「自分のことをダメだと思ったきっかけは?」
 →模擬面接で面接官が納得してくれなかったから。


2.「なぜ面接官は納得しなかった?」
 →話が分かりにくかったし、相手の顔を見ていなかったから。


3.話を分かりやすくするためには?
 →紙などに自分の考えを書き出してみる。何度も練習する。


4.面接官の顔を見るにはどうしたらいい?
 →友達や先輩と模擬面接をして、緊張しても相手の顔を見る練習をする。


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実際には、こんなに簡単に解決しない悩みも多いですが、
自分を追い込む悪い悩み方から脱却することがとても大事です。


「もうダメだ...」という全否定型の悩み方は今この場で捨て去りましょう!




3.周囲の就活生は羨ましがるものではなく、活用するもの!






「自分は就活できていない」と悩んでしまう方にもうひとつありがちなのが、周囲の就活生を気にしてしまうことです。


「A君は最終面接まで進んでる...」
「Bさんはエントリーシートの選考すべて通っているし、すごいなぁ」
と常に周りの就活生の状況を気にしてしまう方が非常に多いです。


就活生同士で集まれば、どうしても自分の選考状況が話題になりますし、
そこで他人の状況を聞くととても不安になってしまう気持ちも十分に理解できます。


ですが、A君が選考を受けている企業は面接や内定の時期が早いだけかもしれませんし、もしくは早々と内定を出して内定者を拘束する悪質な企業の場合さえあります。


皆さんも歩みを止めずに進んでいけば面接も進んでいきますから、何も気にする必要はありません。


また、Bさんは確かにエントリーシートの達人かもしれません。
それならば、ただ羨ましがって自分を卑下するのではなく、Bさんにエントリーシートのコツを聞けばいいのです。


口だけで行動が伴っていない「イタい」就活生は放っておくとして、
周囲に優秀な人がいるのであれば、その人を有効に活用させてもらってはどうでしょうか?


ただその人たちを羨ましがり、自分を卑下するだけでは何の意味もありません。
周囲の人に相談してみると思わぬ効果が出てくるかもしれませんね!




さいごに






いかがでしたか?


就活生の皆さんにとって、これからが精神的に辛い時期になります。
説明会やセミナー、面接を1日に複数回こなし、かつ、エントリーシートを書いていく作業は非常に重労働です。


なので、その過程で悩んでしまうことは至極当然なことですし、悩まない人など誰もいません。


就活をしっかりしているのに「できていない」と思い悩んでしまう皆さんは、とても真面目な方なのだと思います。


自分をただ追い込むのではなく、「どうしたら良くなるんだろう?」という視点を常に持つように心がけましょう。


長い長い悩みの後には、必ずや明るい世界が広がっています。


筆者も最初から10回目くらいまでの面接はまったく成功しませんでした。
ですが、「今日はここがダメだったなぁ...明日はこうしよう」とその度に1人で反省会をして修正していくことで、だんだんと成功するようになったのです。


皆さんも、私たちと一緒に頑張っていきましょう!


それでは、また。


ライター:KSG(「就職活動支援サークル よこりく 」代表)