就活セミナーから選考は始まっている!?特別選考に乗る3つの行動
2011.12.19 5725Views
こんにちは!ライターのSoutaです。
みなさんは自己分析や面接といった就活セミナーに企業が参加する理由は何だと思いますか?
「それはより本番に近い場を就活生に提供するためでしょ」と思った方はもう一歩進みましょう!
本日は企業側の意図をお伝えしつつ、企業参加型就活セミナーから特別選考に乗るための3つの行動をご紹介します。
就活対策セミナーを開く企業の目的は「選考」
みなさんは「3.35倍」という数字を聞いたことがありますか?
これは従業員数300人未満の企業の有効求人倍率です。
※参照:ワークス大卒求人倍率調査(2012卒)
つまり就職氷河期と言われる中でも1人の就活生に対して3~4社が内定を出す用意があるということです。
こうなってしまう背景にはミスマッチがあります。
これは「学生はCMを多く出していて普段から見聞きする企業にしかエントリーせず、名前を知られていない中小企業は学生を惹きつけられていない」ということです。
そのため、企業は学生に振り向いてもらうために自社の説明会だけでなくあらゆる手段を使って、その一つに「選考対策」というセミナーを開くのです。
つまり企業は就活支援と同時に採用活動も行なっているのです。
こういった企業の意図を知っている学生は、就活セミナーから特別選考ルートに乗る行動を取ることができます。
参加する企業を調べてセミナーに取り組む
例えば模擬面接のセミナーに、営業職を募集している企業が参加しているとします。
その場合は模擬面接で自己PRなどを「営業より」にすれば、面接の練習をしつつアピールすることもできます。
実際このやり方で私の友人はグループ面接を飛ばして最初から個人面接から入りました。
参加する企業を調べてその企業自体の質問をする
前述したように企業は「うちに合う学生はいないかな」と考えて就活セミナーを開きます。
そのため例えば「最近リリースした新サービスについてお聞きしたいのですが~」と質問しに行けば「お、この学生はうちに興味あるのかな」と思って会話が弾みチェックを付けてもらえる可能性があります。
みなさんも人が自分のことを興味持っていると分かると嬉しいですよね。
それは企業側も同じです。
企業の人事をアドバイザーにする
最後は少しハードル高めです。
例えばESのセミナーであれば「参加している企業に提出するとしたら」といった視点で予め持っていったり、セミナー終了後に「書き直したらもう一度添削して頂けますか?」と聞きに行くのです。
注意点は他の就活生の前で聞かないことです。
理由は、みんなの前で聞くと「そこまではちょっと」と考える企業の方に迷惑をかけてしまいますし、OKしたくても他の就活生が「なら僕も」「私も」となってしまうからです。
最後に
合同説明会や大学・街を歩くリクルートスーツを見ると「自分も似たように見えるんだろうな」とちょっと落ち込んでしまうこともあるかと思います。
しかし「スゴイ学生」と「普通の学生」の差はみなさんが思っているよりも小さいものです。
少しの考え方の変化と一歩前に出る少しの勇気で「よくいる学生」から抜け出せます。
応援しています!
(ライター:Souta 「それでも就活にイエスと言う 」)