就活は情報戦!?就活本格化前にやっておかないと損をするSNS対策
2011.11.14 2298Views
こんにちは、ライターのKSGです。
就活の本格開始も目の前に迫ってきていますが、準備は進んでいますか?
「就活ってよくわかんない...」と今になって慌ててきた方は、
◆12月の就活本番までにやっておきたい、就活準備の記事をまとめました!
を読んで就活準備をスタートさせてくださいね。
就活本格化前の準備が就活の勝敗を決めると言っても過言ではありません。
さて、今回は就活準備のなかでも意外に重要な「SNS対策」についてご紹介していきます。
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◆まず、不祥事を起こさない!ネットの発言は最悪のリスクを考えよう
◆ソーシャルメディアの落とし穴―就活生はここに気をつけろ!
1.SNSに注意しなければならない2つの理由
■企業がSNSをチェックしている?!
有名な話なのですが、企業の採用担当者の方が就活生をSNSでチェックすることがあります。
就活生がインターネットで企業の情報を得るように、
企業も就活生の情報をインターネット経由で検索しています。
面接では判断することのできない「素顔」や交友関係を見たいというのが企業側の思惑でしょう。
しかし、SNSをあくまで友人同士のコミュニケーションツールとして用いている方もいらっしゃるわけですから、企業の方に見られるのはいい気分ではありませんよね...。
「○○株式会社の人事、説明へたくそだったなぁ...」といった発言をしているのを企業の方が発見した場合、いくら面接での評価が良くても落とされてしまう危険があります。
「SNSに投稿するな」とまでは言いませんが、就活中はやはりSNSの取扱いに気を遣った方がいいですね。
■就活仲間を不愉快にしてしまう可能性あり?!
就活中は非常にプレッシャーがかかりますので、友人同士でも思いやりがとても大切です。
皆さんの何気ないSNSへの投稿が、ひょんなことから言い争いに発展してしまうケースもあります。
特に、選考状況に関する投稿や特定の企業に関しての発言には注意しましょう。
面接でうまくいっていない友人にとっては、皆さんの「面接通った!」という投稿を苦々しく思っている可能性もあります。
また、皆さんにとって志望度の低い企業でも、ご友人にとっては憧れの企業であることもありますから、十分な配慮を心がけてください。
2.個人情報設定は変更できる
SNSはプライベートのみで使いたい...
企業の人に情報が見えるのはちょっと...
という方は、情報を非公開に設定することを検討してもよいかもしれません。
代表的なSNSの非公開の設定方法を簡単に記載しておきます。
(1)画面右上にあるユーザー名のタブから「設定」をクリック。
(2)「設定」画面の下の方にある「ツイートプライバシー」欄で「ツイートを非公開にする」のボックスにチェック。
非公開にすると、あなたを新しくフォローするにはあなたの承認が必要ですが、
すでにフォローされている方々には変わらずあなたのつぶやきが見えるようになっています。
すでにフォローしていたり、フォローされている方々の中に企業の関係者がいないかどうかもチェックしておくといいでしょう。
(1)画面右上の「▼」ボタンをクリック。
(2)「▼」のタブから「プライバシー設定」を選択。
(3)画面中央の「つながりの設定」で各種設定を行いましょう。
■mixi
(1)画面上にあるツールバーの「設定変更」をクリック。
(2)「公開/非公開範囲の設定」で公開範囲を設定しましょう。
なお、mixiでは、マイミクでなくてもプロフィール画面を見ることができます。
気になる方は、大学名やプロフィールを一時的に削除しておくのもよいでしょう。
3.使い方次第でSNSも非常に有効なツールに!
ここまでは就活におけるSNSの負の面中心に取りあげてきましたが、
SNSを就活に活かすことも十分に可能です。
■就活仲間と情報交換
Facebookやmixiなどでグループを作成し、そのなかで情報共有をするのもいいですね。
エントリーシートや面接でのやり取りを投稿し、アドバイスを求めることができます。
また、就活仲間同士での飲み会などをスケジューリングする際にも便利です。
■OBOG探しに役立てる!
SNSでは、大学名・企業名などを開示している方も大勢いらっしゃいます。
SNSで皆さんが志望している企業の方を見つけ、個人的にOBOG訪問をさせていただくのも有効な手段です。
大学のキャリアセンターには勤務先を登録していない方もいらっしゃいますので、このような場合にはSNSが強い味方になってくれるでしょう。
さいごに
いかがでしたか?
SNSに情報公開の範囲を設定する機能があることを知らなかった方もいらっしゃると思います。
「就活では情報収集が大事」とはよく言われることですが、個人情報の「防衛」も欠かせません。
一番は不用意な発言はしないことが大前提ではありますが、
仮にSNSで発言したことが就活に影響が出てしまった場合でも、それは「自己責任」と言われて誰にも救ってもらえません。
最悪の場合には、内定が出ていた企業から内定取り消しの措置を受けることもあります。
一方で、うまく利用すれば、就活生同士の交流を深めたり、OBOGとの接点を持ったりすることもできます。
まさに「諸刃の剣」なわけですね。
筆者もこの記事を書きながら自分自身を振り返ってみて、
「もう少しSNSでの発言に注意した方が良かった」と反省しています...。
上手にSNSと付き合って、就活を乗り切っていきましょう!
それでは、また。
(ライター:KSG「就職活動支援サークル よこりく 」代表)