他己分析4つのパターンと効果的な質問例
2011.11.11 15762Views
こんにちは!ライターのSoutaです。
みなさんは自己分析をどのように行なっていますか?
その一つに他己分析というものがあります。
おそらく造語ですが、 友達などの他者から自分を分析してもらうものです。
一方でこの他己分析には落とし穴もあり、多くの方はパターン1しかしていません。
そのため今回は「他己分析の4つのパターンと効果的な質問」をお伝えします。
バランス良く他己分析できているか確認してみてください。
1と2で同世代から見た自分、
3と4で上司から見た自分を考えるきっかけになります。
1.知り合いかつ同世代パターン
1つ目は、サークルやゼミ、バイトといった友人に分析をしてもらうパターンです。
メリットとしては、長く付き合っている可能性が高いため、
悪い自分でも「この人の意見なら頷ける」と前向きに意見を捉えることができます。
効果的な質問としては「サークルのあの場面でとった自分の行動をどう思ったか」など自分の日常の行動を深く掘り下げる意見や、逆に悪い側面を見てもらうものです。
2.初対面かつ同世代パターン
2つ目は、セミナーなど偶然知り合った同じ就活生に分析してもらうパターンです。
メリットとしては、自分の客観的な第一印象が分かったり、意外な一面を教えてくれます。
効果的な質問はストレートに「良ければ第一印象教えて下さい」と1パターンでは聞けなくなっている質問です。
3.知り合い×上の世代
3つ目は先輩や親のパターンです。
メリットとしては、1や2より実際の面接に近い一方で知り合いであるため話を受け入れられる、
上司に近い人の意見を深く聞けるというものです。
聞き方としては「性格の癖などから後輩・部下として自分はどう映るか」
といった日常生活から一緒に仕事をしたらどうなるかといったものがあります。
4.初対面×上の世代
4つ目は例えば社会人訪問などで出会った年上の方に意見を伺うパターンです。
メリットとしては4パターンの中で最も実際の面接に近いかつ面接と異なり
利害関係が絡まないので耳の痛いことも言って頂けます。
聞き方としては「今日はありがとうございました。この1時間を通じた私の印象や改善点などあれば教えて頂けますか」のように、
印象と具体的に学生から社会人になるための行動や心構えを教えて頂くものがあります。
最後に
いかがだったでしょうか。
私たちは意識しないとパターン1などのいつもの友達、いつもの環境など
自分を良く見てくれる居心地の良さに依存し、
気が付けば去年と何も変わっていないことがよくあります。
ぜひ就活を機に積極的に異質なものと触れてみてください。
知らなかった自分の一面や、逆に自分を好きになる一面が見つかる楽しさがあります。
応援しています!
(ライター:佐野創太「ライティングパートナー」)