就活の話はタブーではない!?友人と一緒に就活で成功する3つのポイント
2011.11. 2 3132Views
こんにちは、学生ライターのKSGです。
非常にもったいない話なのですが、
普段は仲がいい友人同士でも、就活の話になると突然口を閉ざしてしまう人がとても多いです。
「志望業界や志望企業を口にするのが恥ずかしい」
「私が必死になって得た情報を同じ業界志望の友人に取られてしまうのでは?」
と不安になる気持ちはとても理解できます。
ですが、実は友人同士で就活の話をすることには大きなメリットがあります。
そこで本日は、効果的に協力していける環境づくりのノウハウをご紹介していきます。
<参考記事>
◆就活は一人では勝ち抜けない!?仲間と「内定」をつかみ取る3つのコツ
1.友人と就活の話をするメリットを理解しよう!
就活の情報のなかには苦労して手に入れなければいけないものも多くあります。
説明会で少し話したくらいの方に安々と情報を与えることに危機感を覚えるのは普通です。
ですが、信頼できる友人だったらどうでしょうか?
友人と就活の話をするメリットをあげていきます。
■自己分析が深まる!
第一に、自己分析が非常に深まります。
「徹底的に自分を自分で見つめよう!」と主張される方もいらっしゃいますが、
そもそも自分自身を自分で見つめたところで、それは完全な自己分析ではありません。
せいぜい「まぁまぁ当たってるかな?」程度です。
(イタい自己分析に終わってしまう場合も...)
自分で行う自己分析も確かに大事なのですが、自分で考えることに加えて「他人の視点」が必要になります。
人物の評価は自分ではなく、他人がするからです。
皆さんのこと(長所、短所)をよく知っている友人は、自己分析でも最高のパートナーになります。
■面接の練習になる!
皆さんはあまり意識されないかもしれませんが、就活の話を友人とするだけで面接の練習ができるのです。
話し方は面接とは全く違って砕けた口調ですが、話している内容は面接と非常に近くなります。
A君「俺さ、こないだA社の説明会に参加したんだけど、胸熱だったぜ!」
B君「へぇ〜。どんなところが良かったの?」
A君「環境ビジネスの最先端を走ってるんだ!」
B君「例えば?」
A君「うん、普通はリサイクルできない廃棄物をリサイクルできる技術を持っていて、海外でもシェアを伸ばしてるんだ。」
この会話を敬語に直すだけで、皆さんは志望動機を完成させることができます。
■メンタルが回復する!
そして、友人と就活の話をすることは精神の回復によく効きます。
就活中はどうしても孤独になりがちです。
志望業界や志望企業も違うわけですから、当然説明会は単身で乗り込むことになります。
就活の前半は会社に出向いて話を聞くだけでも相当疲れてしまいます。
そんな時に夜の数時間だけでも友人と話したり、遊んだりできれば、
次の日からまた頑張ることができますよね。
ですが、就活の愚痴を言えるのは、普段から就活の話題を口にできる間柄の友人だけになります。
2.自分から切り出そう!
では、どうやって就活の話を友人とすればいいのでしょうか?
既に仲間内で「就活の話は無しにしようぜ」的な雰囲気が出来上がってしまっている方もいらっしゃるかもしれません。
少し酷な話ですが、解決方法はたった1つ。
自分から就活の話題を切り出してみましょう。
仲間全員がいるとどうしても無理な場合も多いので、
仲間内で特に仲がいい友人と二人で飲みに行く機会を作り、そこで就活の話題を出してみましょう。
「実は俺、就活どうすればいいのか分かんないんだよね。」
「お前も?!実は俺もだったんだよ...」
と意外に簡単に話は通じます。
そうなってしまえば、皆さんとその友人はたちまち「仲間」になります。
これを何度も繰り返していくことで、皆さんの友人は全員「就活仲間」に変貌することができます。
この方法はすごく単純ですが、はじめは難しいです。
慣れるまでの時間を考慮すると、なるべく早い時期に話しておくのが望ましいですね!
3.常にギブ&テイクを心がけよう!
基本的に就活では皆さんが結果を出さなければなりませんので、
友人と協力していく場合には"Win-Win"の関係を築くようにしましょう!
そのためには「ギブ&テイク」を心がける必要があります。
望ましくないケースが3つありますので、対処法と一緒にご紹介します。
■「教えて~、ここはどうすればいいの?」パターン
少々辛辣な気もしますが、何事においても「教えてよ」と言いがちな方とは就活中付き合わない方がいいです。
就活は自分で答えを見つけなければなりません。
友人はあくまでも脇役であり、主役は皆さんです。
もし友人が就活であなたにかなり依存しているのであれば、注意してあげてください。
絶対に本人のためになりませんので...。
■「お前じゃあ無理だよ」パターン
先ほどとは全く別で、皆さんのことをかなり悪く言う人とも、就活中は一緒にいない方がいいでしょう。
もちろん的確なアドバイスをくれるのであれば、それは大変頼もしいのですが、皆さんのことをただ悪く言う方は望ましくありません。
おそらく文句や悪口の多い方は普段からそういう傾向にあると思いますので、就活話を持ちかける前に判断しましょう。
■「来週から頑張ればよくね?」パターン
これが最悪のケースですね。
皆さんとご友人が就活に対する「負の感情」(やりたくない、無理、無い内定など)を共有しすぎて、やる気を喪失するパターンです。
一緒に凹んだり、悩んだり、笑ったり、感情を共有してこそ仲間ではありますが、
悪い意味での感情共有は絶対に避けなければなりません。
こうなってしまう前に、友人とリフレッシュするようにしましょう!
さいごに
いかがでしたでしょうか?
就活では普段以上に友人との信頼関係が大事です。
もちろん気をつけるべき点は既述のようにいくつかありますが、
しっかりとした関係を普段から構築していれば大丈夫です。
筆者自身、就活は友人のおかげで乗り越えられたと言っても過言ではありません。
友人と飲みにいったり、自己分析をみんなでやってみたり、そういう良い関係があったからこそ、
志望する企業から内定をいただけたことと思います。
皆さんもぜひ友人と一緒に、就活を成功させてくださいね!
それでは、また。
(ライター:KSG「就職活動支援サークル よこりく」代表)