どこまで許される!?素のエントリーシートの境界線

2011.9.28  2113Views

 こんにちは!学生ライターのSoutaです。

今回は就職活動の永遠のテーマである、
「どこまで素を出していいのか」をエントリーシートから検証してみます。

私もエントリーシートを30枚~50枚と書きましたが、
その中でも「これはっ!」と思い、印象に残っているお題を取り上げます。


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(by Photos8.com



手紙を通して今までで一番お世話になった人に感謝を表してください。



みなさんが採用担当者ならば、以下の学生を第1次選考合格とするでしょうか。
それともお祈りするでしょうか。

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『就活生の息子より経営者の父への一通の手紙』

仕事が忙しくてほとんど家にいない父、サッカーばかりしてほとんど家にいない息子。
多くの言葉よりも、立ち振る舞いから大切な事を学びました。

その一つが【仕事は命を賭ける価値がある】

「○○会社はダメだ。全く話にならん!」
と帰ってきた途端に取引先の文句を言う。

「うちみたいな小さい会社にマニュアルなんかあるか。自分で作れ!」
と新人に本気で怒る。

「文句ばっか言って何が楽しいんだ?」と思いきや、
「社会のためになっている自信はある」と誇らしげに語る。

そんな姿勢から「仕事ってのは辛いこと多いだろうけど本気でやるものだ」
という価値観を身に付けさせてくれた。

だから、自分は働こうと決めました。

いつかやってみたいことは、圧倒的な存在感を持つ父さんと、
力はあるけど萎縮してしまう社員との間に対等な関係を創り上げることです。

それまで息子への投資を宜しくお願いします。
出世払いで返しますので(笑)
 
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以上は私の原文そのままであり、
題名は『ビジネスマンの父より息子への30通の手紙』 という本をもじったものでした。
 


素で書いたエントリーシートの結末



結果はどうだったのでしょうか。
 
残念ながらお祈りでした、、、!

では何が問題だったのでしょうか。


その反省は企業目線に立つことが大切です。

やはり大きな問題は「(笑)」でしょう。

採用側から見ればナビサイトに広告費を出し、
エントリーシートを見る方の人件費を出して学生を採用します。

そんな真剣勝負の場において「(笑)」はビジネスマナーとしてはNGであり、
企業側の様々なコストに対して敬意を払っていない行為と言えます。



真剣さ/誠実さチェックを忘れずに!



みなさんも「印象に残りたい!」という思いが膨らみすぎて、
真剣さ/誠実さを欠いていないかチェックしましょう。

そしていろんな種類のエントリーシートを書くこと、評価することをお楽しみ下さい!


(ライター:Souta 『それでも就活にイエスと言う  』   )