入社前に社風を検証!1か月・週に5日・フルタイムで働くことのススメ
2011.9. 6 780Views
こんにちは!学生ライターのSoutaです。
みなさんはどんな企業に就職したいですか。
この問いに対して多くの方は「社風が合っている・人がいい」と応えると思います。
そして入社の決め手に「社風・人」を挙げる方も多いのではないでしょうか。
一方でこの「社風・人」を検証する方は少ないのも事実です。
今回は私も実際にやってみた、「社風・人」の検証法をお伝えします。
1か月、1週間に5日、9時から19時(フルタイム)で働く
やはり実際に働いてみるのが一番です。
学生であれば、インターンやアルバイトで働くことが出来ます。
しかし、その際の注意点が3つあります。
それは
1)期間は1ヶ月間
2)出社頻度は1週間に5日間
3)勤務時間はフルタイム
それぞれ理由を挙げていきます。
◆1ヶ月間働くメリット
1か月働くと、打ち出された部署の月間目標、個人のノルマが達成できるか否かという「社内の大切な節目」に立ち会うことができます。
例えば、月末になり目標で達成できるかできないかの時に助け合う社風なのか、個人の目標達成を追求する社風なのか。自分はその中にいてその雰囲気をどう感じるのか。
会社も人と同じように極限状態の時に本質が見えることはよくある話です。
◆1週間働くメリット
これはみなさんも大学に通っていて、月曜日は何となく行きたくないけど、金曜日は飲み会あるから元気になっているなど、曜日によって気持ちが違うことがあると思います。
会社で働く方々も同じです。
曜日によって差はあるのか、あるとしたらなぜなのか、曜日毎の違いが自分には合っているのか。
これはOBG訪問でも説明会でも分からない感覚です。
◆フルタイムで働くメリット
午後の3時間だけ、などではなく一日の流れを全て感じられるように働いてみることをお勧めします。
例えば出社時間はどんな雰囲気なのか、ランチはどう過ごすのか、上司の方より早く退社しやすい雰囲気なのか、等。
一日を通して会話は活発なのか、落ち着いているのかを見ると自分にはどんな社風が合うかを見極められます。
これもまたOBG訪問でも説明会でも分からない感覚です。
最後に
社風や人間関係は言葉で表せるものではありません。
個人がどう感じるかです。
そしてそれらは入社の決め手になったり、逆に入社後の退職理由になったりもします。
そんな大切な社風や人ですので、多少時間がかかっても機会を作ってみることをオススメします。
私自身が一ヶ月インターンして一番得たものは、仕事が身近になったことです。
営業や企画といった花形と呼ばれる仕事の裏でいくつもの小さな、でも大切な仕事がありそれらにも携わらせてもらえました。
例えばフロアに掃除機をかけたりプリンターを修理したり、営業のためのデータ集めやセミナー会場の予約など。
これらの仕事があるから、社員の方はストレスなく働ける、営業や企画が形になる。
そういった仕事の積み重ねに気付くのには一、二週間では足りませんでした。
みなさんも少し長期で働き、ナビや説明会では分からない社風や人を見つけて下さい。
応援しています!
(ライター:Souta 『それでも就活にイエスと言う 』 )