インターンシップが内定に繋がるわけではない3つの理由
2011.8. 5 7451Views
こんにちは、学生ライターのkokisamiです。
今年も、夏の企業インターンシップの応募や選考が始まっていますね。
就活生のみなさんの間では「インターンに参加しておかないと内定がもらいづらくなるのではないか」「インターンに参加した人の方が本選考でも有利なのではないか」などと不安になっている方も少なくないのではないでしょうか。
私自身、インターンシップに参加した企業から最終的に内定をいただきましたが、それでも「インターンシップに参加したから有利になる」ということはない、と考えています。
その理由を3つ、お伝えします。
1.企業によってインターンシップの目的は違う
企業は必ずしも採用を意識してインターンシップを行うわけではありません。
もちろん「インターンシップに来た学生の中から採りたい人材を見つける」ことを第一の目的とする企業もあるでしょうが、企業の知名度アップのためやブランディングの一環としてインターンシップを行う場合もあります。
その場合はむしろ、採用のターゲットにはしていないような学生を積極的に取り入れるということもあります。
2.インターンシップ参加者の中でも、内定する者は限られる
当たり前の話ですが、インターンシップに参加した学生全員が内定を獲得できるわけではありません。
複数のタームに分けてインターンシップを行っている企業では、内定者が出ないタームがあったり、出ても1人か2人ということもふつうにあります。
結局はインターンシップに参加しようがしまいが、内定するためには高倍率をくぐり抜けなければいけないのです。
3.インターンシップで評価が良くないと、むしろマイナスになる恐れも
上述のように、採用を意識したインターンシップも存在しますが、そういったインターンシップの選考に通った場合には必ずしも内定に近付いているわけではないということを意識してください。
むしろ、そのインターンシップで十分な力が発揮できなかった場合にはその時点で内定から遠ざかってしまうということになります。
さいごに
いかがでしたか。
インターンシップが内定につながるわけではないと聞いてガッカリしてしまう方もいるかもしれませんが、インターンシップから得られるものは多くあり、参加してマイナスになることはないと思います。
私も夏と冬に一つずつインターンシップに参加しましたが、どちらも非常に有意義な経験でしたし、多くの気付きと出会がありました。
なので時間がある方は、自分の世界を広げるための手段の一つとしてインターンシップにぜひ参加してみてください。
(ライター:kokisami)