就職活動しない人の10の選択肢
2011.8.31 27542Views
こんにちは!学生ライターのSHUNです。
学部3年から時間をかけて就職活動をするのは日本独特の文化ですが、それに馴染めず就職活動を止める方や、最初から全く手をつけない方も多いです。
「就活の栞」は就職活動を応援するサイトですが、本当に無理してまで就職活動をする必要はない!とも筆者は思っているので、今回は参考までに就職活動以外の選択肢をまとめてみました。
(by Photos8.com)
1.「国内の大学院進学」
一番多いケースは国内の大学院進学です。
現在所属している学部からそのまま上に進学するか、より難関もしくは自分が研究したいテーマが学べる場所を選ぶことも出来るでしょう。
2.「海外の大学院進学」
海外の大学院に留学してビジネススクールやロースクールなどの修士を取得するのも大変人気な選択肢です。
会社の留学支援制度とは異なり、全額自分で負担する私費留学の形になりますが、奨学金などの支援制度は年々整ってきています。
3.「専門学校、各種訓練機関への進学」
美容師、デザイナー、パイロットなどの専門学校や、警察官、自衛官、消防士など一定の訓練を必要とする公務員の第一歩となる訓練機関へ進学する選択肢です。
試験に通過出来れば、全く関係の無い専攻を学んでいた学生でも勿論入校可能です。
4.「別の大学・学部に入り直す」
今所属している大学を卒業した上で別の大学に入り直す、もしくは同じ大学内で転部するという選択肢です。
全く違うことを改めて学びたいという方でこの選択肢を選ぶ方は割と多いようです。
5.「長期インターンへの参加」
卒業後そのまま企業の長期インターンシップに参加し続ける方もいます。
中には海外に飛び立ち、現地のインターンシップに参加する方もいます。
そのまま採用に直結するケースも多いので、イレギュラーな選択肢ではありますが魅力的かもしれません。
6.「ボランティア活動」
国際協力、環境保護、教育など、様々な業界のボランティアにどっぷりと浸かる選択肢です。
給料は得られなくても本当にやり甲斐を感じられる方にとっては天職といえるかもしれません。
中には青年海外協力隊のように、生活の支援を受けながら国際協力を行うという選択肢もあります。
7.「起業」
社会には無い何かを生み出したい方は、起業することも出来ます。
会社法の改正により、登記などを含めても25万円程度で会社を設立出来る様になった今、就職せずに好きな業界で起業する方も増えていると聞きます。
8.「弟子入り」
職人、住職などに弟子入りするという選択肢もあります。
何か職人の方から直伝にてスキルを得て、その技術を仕事や社会に役立てたいという方には良い選択肢かもしれません。
筆者の友人は伝統工芸品の職人に最近弟子入りしました。
9.「婚活」
就職せずに、早く結婚したい!という方は、就活活動をせずに婚活をするケースもあります。
主に女性に多い選択肢ではありますが、大学時代から付き合っていた恋人と結婚する方もいれば、既に自立して収入を得ている男性を探して結婚する方もいます。
10.「自由人になる」
最後に、自由人になるというユニークな選択肢もあります。
義務教育を無視して妻子と共に世界中を旅している高橋歩さんは有名な自由人ですが、彼のように社会の規範に囚われずもっと広い視野で世界を見つめたい方にとっては魅力的な選択肢だと思います。
国内外を放浪したり、ある好きな物事に没頭したりするなど、自由に生きる時間は良い糧となるかもしれません。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
たった一度きりの人生です。
「あ、これやりたいな」と思う何か他の選択肢が見つかったら、「就職活動して当たり前」という概念から解放されてみるのも良いかもしれません。
ただ、気を付けたいのは、現実から逃げたいだけで他の道を安易に選択しないことです。
就活をしない道を選択したからには、その道で頑張らなければいけません。
就活をすることも、就活をしないで他の道を選択をすることも、自己責任。
是非、しっかり考えて後悔しない選択をしてくださいね。
応援しています!
(ライター:SHUN)