どう見られるの?就職留年の実情
2011.7. 1 3843Views
こんにちは、編集部スタッフです。
1年間就活をしたけど、なかなか結果が思わしくない...
行きたい業界がダメだった...
などと考え、来年にかけてみようかなと思う方もいらっしゃるのでは。
ただ、就職留年ってどう見られるんだろう...?という不安もついてきます。
そこで、今回は、就職留年についてお伝えします。
就職留年ってどう見られるの?
入学年月から数えて、学年が1つ多い場合、企業は面接でその理由を聞いてきます。
その答えが"就職留年"であった場合、人事から見て、「昨年就活がうまくいかなかったのだな」とは思われてしまいます。
ただ、その事実は変えられません。
そのまま「就職留年をしました」と答えるのではなく、「~という理由で就職留年をしたが、これまでの就活を振り返り、~と考えたので、今は○○を意識して就活に臨んでます」
などと、しっかりとこれまでの就活を振り返って反省すべき点は反省し、今度どうしていくか、どう考えているかまで伝えられるかがポイントになってきます。
前年よりも成長した自分を見せよう
就活留年をするのであれば、前年よりも変わった自分で臨む必要があります。
より深く自己分析をした、より自分のやりたいことが明確に語れるようになった、OBOG訪問を繰り返し、より社会について詳しくなった、などと、1年目と比べてどうすればより成長できるかを考え、実行してください。
留年した場合、ESや面接で同じ土俵にあがってくるのは、一つ下の後輩たちです。
面接やESの経験値は上ではありますが、"留年した=決まらない人なのでは"という人事のイメージが付きまといますので、そのイメージを払拭するくらいの気概や意欲が必要です。
また、前年に受けた企業に再トライすることも、企業によっては可能になります。
ただ、選考時の結果や内容が企業に残っていますので、志望動機が変わってなかったり、考えが浅いままだと落とされてしまいます。
前回選考の時よりも一回りも二回りも成長した姿を見せれるようにしましょう。
本当に就職留年すべき?
留年しようと実行に移す前に、今一度「本当に留年すべきなのか?」を考えてみてください。
行きたい業界・企業は本当に行きたいところですか?
もっと他に合う業界や企業があるのではないですか?
自己分析は納得できるものになってますか?
社会人にやりたいことを話してみましたか?
あなたが本当にやりたいことは何ですか?
業界を絞っていた方は、視野を広げて他の業界を見るチャンスです。
自己分析が足りないまま進んでしまった人は、自己分析を再度取りかかるチャンスです。
社会をあまりよく理解しないまま就活をしていた方は、社会人に会ってみるチャンスです。
就活をやってきたけど、本当にやりたいことが分からないと悩んでいた方は、
本当にやりたいことや叶えたいことを考えるチャンスです。
就職留年するということは、一つ下の後輩たちに混じって就活をすることであり、周囲の後輩たちよりも厳しい目線で見られてしまいます。
大学に留まる資金も必要ですので、安易に留年することはお勧めしません。
留年せずに最後まで就活を頑張るのも一つの手だと思います。
周囲に相談しながら、どうすべきか決めていってください。
そして就活留年を決めたのであれば、前年よりも成長するよう、気合い入れて頑張ってください。
いかがでしたか。
一人で悩まずに周囲に相談して、進んでいってくださいね。